◆報知新聞社後援
第40回日米大学野球選手権大会 第3戦 日本─米国(14日・神宮)
第40回日米大学野球選手権の第3戦が神宮で行われ、33年ぶりに東大から大学日
本代表に選ばれた先発左腕の宮台康平(21)は、自己最速を更新する150キロを披
露したが、2回2/3を55球、3安打1失点5奪三振の投球内容で降板。「(緊張感
で)いつも通りのピッチングができなかった。先頭打者を出してしまったのが、自分の
中ではいつも通りではなかった」と悔しさをにじませた。
大学日本代表が2連勝し、2大会連続18度目の優勝がかかって迎えた第3戦。初の
東大勝利投手を目指し先発した宮台は、初回いきなり先頭打者に四球を与えるも、2死
二塁までこぎつけ、5番・ハリソンを三振に切って取る立ち上がり。
2回は6番・ホワイト、7番・ガスリーを三振に抑え、イニングまたぎで3者連続三
振。続くスコウグには中二塁打を許すも、9番・ヘアーストンを空三振に抑え、このイ
ニングのアウトはすべて三振で奪った。
3回はこの回先頭のフリードルに、初球セーフティーバントを決められると、続くケ
ンドールの打席時に盗塁を許し、無死二塁。さらにケンドールの左適時二塁打を許して
しまった。3番・ヒウラを左飛に打ち取り、4番・バーガーを見逃し三振に仕留めたと
ころで、2番手・水野滉也(22)=東海大北海道=にマウンドを譲った。