http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160914-00000501-sanspo-base
査定も超変革!! 多くの若手が台頭している阪神だが、今オフの契約交渉では“厳
冬方針”を貫く構えであることが13日、わかった。少々の活躍で簡単に昇給させない
で欲しいという金本知憲監督(48)の意向が球団に伝えられた。この日は甲子園で全
体練習を視察。残り11試合は、来季に期待できる若手の選別の場になると、厳しい姿
勢を打ち出した。
ちょっと1軍で活躍したら、期待値も込みで給料を上げて、翌年は…。そんな“負の
サイクル”にはしない。超変革を掲げ、高山、原口、北條ら若手が次々とステップアッ
プした今だからこそ、甘さを排除する。厳しさを前面に出す。来年を、未来の虎を強く
するための“厳冬”方針だ。
球団関係者によると、金本監督は「簡単に給料をアップさせるようなことはしないで
ほしい」と厳しい目での査定を求めているという。今季は優勝を逃し、借金も17(1
3日現在)と、チームとして厳しいオフは確実だ。昨年の1軍実績がほとんどない若手
やルーキーは当然、年俸が上がるわけだが、問題はその“上がり幅”。簡単にポンポン
とアップするような甘いことはしないでほしい-。もちろん球団のスタンスも同じだ。
近年は若手の台頭が乏しく、例が少ない阪神。2010年に高卒1年目で4勝を挙げ
た秋山は、年俸600万円から倍増の1200万円だった。13年の藤浪は同10勝で
、1500万円から4500万円と3倍増。ただ2桁勝利は別格でもあり、基準にはな
らない。
阪神に限らず球界全体として、確固たる成績を残していない若手が“勘違い”して消
えていったケースは多い。1軍で何年も結果を残してこそ一人前-。広島時代から叩き
上げで超一流にのぼり詰めた指揮官の持論だ。昨年の就任後も「初めて外車に乗ったの
は、初めて打率3割を打ったとき(5年目)」と振り返っていた。プロの評価は年俸。
だからこそ自他共に認められる一人前になってから、ビッグマネーを手にすればいい。
大きな夢を実現するには、最初が肝心というわけだ。
今年、せっかく出てきた若手には何とかチャンスをものにし、大成して欲しい。だか
ら、より厳しくなる。甲子園で全体練習が行われたこの日、残り試合の若手起用につい
て問われると「いや。普通通り。勝つためにやるだけ」と言い切った。
「ここからの11試合、(若手が)どのくらいのものを見せてくれるかで来年に対す
る期待感と、どうしても差別化はされてくる。それをよくわかってもらいたいね」
現在1軍の高山、北條、中谷、原口、坂本、板山、梅野らを名指しして、尻を叩いた
。
「最後の最後まで勝負。この選手は来年まだ使えそうにないとか、判断されていくわ
けだから。あと2年かかる(とか)、一生無理だとか。言葉は悪いけど。そういう風に
見られる11試合だから。投手も一緒」
今季は3位DeNAとは6・5差に開き、残り11試合と状況は厳しいが、勝負をか
ける就任2年目の来季、芽を出し始めた若手の成長は絶対不可欠だ。強く、太く育てる
ために、今年は寒い冬を強いる。
打出「超變革」口號的阪神虎監督金本知憲,連談薪也要超變革。金本監督已跟球團
要求「不要這麼簡單就加他們的薪水」,看來阪神虎球員薪事部分也要面臨"寒冬"。
剩下11場的比賽,也會大量啟用新人,並用來評鑑明年是不是要啟用他們。