2017年4月20日9時57分
1試合26奪三振!茨城でひそかに生まれた大記録
ひっそりと、大記録が生まれた。笠間(茨城)藤田彪吾(ひょうご)投手(3年)が、
14日の春季高校野球茨城大会水戸地区予選1回戦(対水戸桜ノ牧高常北)で県新記録と
なる毎回の26奪三振をマーク。64年夏に茨城・成田投手が上郷農(現・上郷)から奪
った22三振の記録を更新した。
笠間市民球場で達成されたこの大記録を見届けた人間は、ごくわずかだった。茨城高野
連記録部の緑岡・上田英雄理事(48)は貴重な1人だ。「スコアを見れば分かりますが
、拮抗(きっこう)した試合で生まれた記録です。追い風でしたが(藤田投手の)ストレ
ートは走っていたし、バットにボールが当たっていなかった。このすごい記録が50~6
0人の観客の中で生まれたんです」と証言する。新記録誕生にはさまざまな条件が重なっ
た。上田理事は「コールドにならなかったこと、また(水戸地区の)県大会推薦出場校(
水城、常磐大高)が出ていなかったこともあったと思います」と振り返る。
公式スコアを見て、いろいろと驚いた。まず、26三振を奪っているのにスコアが6-
3ということ。5四球で味方失策は2つ。相手4番の浅野投手にきっちり2本適時打をた
れている。そして、26奪三振のうち振り逃げはわずか1つだけ。1イニングにどれだけ
振り逃げがあるのかと思っていたが、全くの見当違いだった。上田理事が「いい試合だっ
た」というのもうなずける。
17日に行われた水戸工との代表決定戦を取材した。藤田は先発したが、肩の状態が思
わしくないこともあり、12安打6三振16失点(自責6)で5回コールド負けを喫した
。それでも、縦横に投げ分けるスライダーで主軸から三振を奪い、力の入った高め直球で
空振りを取った。大敗したが「新記録男」の片りんは垣間見えた。
http://www.nikkansports.com/baseball/column/techo/news/1810163.html
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日本春季高中棒球茨城大賽水戶地區預賽 4/14的第一場比賽
笠間高校的三年級投手藤田彪吾單場投出26次三振
打破原本於64年夏天上鄉農業高校(現為上鄉高校)成田投手22次三振的縣紀錄
這場比賽觀眾只有5、60人
而且內容相當饒富趣味
雖然藤田投出26K 不過比賽結果為6-3 也就是他還讓對手得了三分
因為他投了5次四壞球 加上隊友2次失誤
並且讓對手第四棒的投手淺野打了二支適時安打
接著下一場4/17對水戶工的比賽 藤田也擔任先發
這場他投了6K 但被打12支安打失16分(6分責失)
在第五局就被提前結束比賽輸球