這篇主要擷取筒香受訪時的問答記錄。
最近開始嘗試翻譯日本棒球相關的新聞或文章,由於還是新手,不管是翻譯內容、書寫排
版方式或是文章挑選等等都還在拿捏。目前想法是會盡量挑一些台灣媒體不太關注,但也
希望能讓大家看見,有助於討論或交流的題材來著手,如果大家覺得哪裡有改進空間還請
多指教。
DeNA筒香「子供を犠牲にする野球」にモノ申す
──現役の野球選手が声を発するのは勇気がいることだと思うが、危機感があるのか?
筒香(以下略):僕も野球界に育てていただいて、いろんな素晴らしい体験をしてきま
した。でも、世間では罵声や暴力が当たり前だということを知りました。
過去はそれでよかったかもしれませんが、これからはこれではだめだと思い、堺ビッグ
ボーイズの瀬野竜之介代表と話す中で、できることをやりたいということで発信させて
いただいています。いちばん大事なのは子供です。でも現実は大人たちの自己満足にな
っているのではないかという疑問を持っています。
問:我認為身為現役選手站出來發聲是需要勇氣的,是因為有了危機感嗎?
筒香:我是在棒球界長大,有過許多美好的經驗。但是,我也知道謾罵或暴力被人們視為
是理所當然的事。這在過去或許是好的,但我認為未來不應該繼續這樣。孩子們應該是最
重要的,然而現實卻變成了大人們的自我滿足不是嗎?這就是我現在所抱持的疑問。
──まもなくシーズンが始まるが、プロ野球選手としてどういう活動をしていきたいか
?
プレイヤーとして頑張るのがいちばんですが、スタッフの方々とも話し合って、できる
だけのことをやりたいと思います。
問:雖然球季就快開始了,作為職棒選手還有什麼想從事的活動嗎?
筒香:作為一名選手,雖然努力精進球技是最重要的,但我也和工作人員們討論過,只要
是我能做得到的事,我都會想去做。
──この体験会をきっかけに「野球が楽しい」という子供がたくさん出ているが?
それがすごく大事な要素だと思います。全国の野球チームもそうなれるように、いろい
ろ発信できたらいいかなと思います。
問:經由這場棒球營,讓很多小朋友們感受到棒球是有趣的,你怎麼看呢?
筒香:我認為這是非常重要的元素。如果全國的棒球隊也能夠像這樣,傳遞各種「打棒球
是很開心的」的訊息,那將會是一件很好的事。
──野球界が変わっていけば他のスポーツも変わることができるか?
もちろん、変わると思います。新しい時代に対応して変わっているスポーツもあります
が、そうでないスポーツもあります。僕は野球をやっているので、その立場から情報発
信をしていきたいなと思います。
問:如果棒球界能夠改變,那麼其他的運動項目也能改變嗎?
(註:因為去年日本的學生運動圈,各個運動項目接連爆發不祥事件)
筒香:當然,我認為會改變。雖然有的運動項目會因應新時代而改變,但也有的一成不變
。因為我從事著棒球運動,所以我想從棒球的角度出發,將這樣的訊息傳遞出去。
──野球界の改革に取り組んでいる人にはどんな声をかけたいか
いきなり大きく変わることはできませんが、皆さんが協力し合って、知恵を出し合うこ
とで、変わっていくと思うので、皆さんが協力し合うことが大事だと思います。
問:會想對從事棒球界改革的人們說些什麼嗎?
筒香:雖然沒辦法馬上促成巨大的改變,但我認為在大家的同心協力與集思廣益之下,改
變是會發生的,大家的相互合作是相當重要的。
──野球界は重い腰で動かないが、少しでも変わったという実感はあるか?
プロ野球界を通じた体験会が増えているのではないかと思います。でも体験会、野球教
室は増えたけれど、指導者の方はあまり変わっていないという現実があります。野球を
楽しみたいという子が入ったときに「思っていたのと違う」ということになります。や
はり指導者の方が変わらなければと思います。
問:雖然棒球界往往不容易變動,但就算稍微也好,你是否有實際感受到變化呢?
筒香:我想,透過職業棒球界所舉辦的棒球體驗營的數量正在增加不是嗎?但是體驗營、
棒球教室雖然增加了,教練們的思維卻幾乎沒有什麼改變,這就是現在的真實情況,想要
享受棒球樂趣的孩子們在加入之後,卻發現「這跟我想像的不一樣」。果然教練們不改變
是不行的。
──これからもこういう発信をしていく覚悟はあるか?
はい。
問:你有未來也繼續像這樣發聲的覺悟嗎?
筒香:是。
──子供たちは甲子園が目標になっていて、小学校時代から詰め込み式で野球を教えら
れているが?
甲子園があるために、かなりの数の選手がつぶれていると僕は思っています。でも、甲
子園に本当に行きたいのは誰なのかというと、結局、監督や部長ではないかと思います
。大人がこうした被害から子供たちを守っていかないと、と思います。アメリカでは球
数制限が導入されていますが、日本でも各連盟がルール変更していく必要があると思い
ます。
問:關於小孩子們以甲子園作為目標,從國小開始就接受填鴨式的棒球教育,你有什麼看
法?
筒香:我認為正是因為有甲子園的關係,讓為數不少的選手們正在凋零。但是,如果問起
真正想去甲子園的又是誰呢?到頭來,不就是那些教練跟長官們嗎?正因為大人們遭受過
這樣的不幸,我們不得不去守護孩子們的未來。美國實施了用球數限制的規定,我認為日
本的各個聯盟也有必要去更改規則。
──今日の体験会でコーチの方がホームランを打とう、と言っていたが野球の楽しさと
してフルスイングは重要か?
強い打球を打つことが楽しさにつながりますし、細かいことを言われずにフルスイング
をしていた子供が、のちのちそれが役に立ったというケースがかなり多いと思います。
小さいころから細かいことを詰め込みすぎると、小さくまとまってしまいがちだと思い
ます。日本にスーパースターが出ないのはそのためだと思います。
問:今天的棒球營裡,你說過身為教練想打出全壘打。在棒球的樂趣裡,全力揮擊是重要
的嗎?
筒香:將球強勁擊出是棒球的樂趣所在。不要交代瑣碎事項,讓小朋友去全力揮擊,我認
為這會在未來的許多場合派上用場。如果讓他們從小就太過在意瑣碎細節的話,就會變得
容易鑽牛角尖而放不開。我想這就是日本沒辦法出現超級球星的原因。
──なぜそうなると思うか?
言い方は悪いですが、いちばん感じるのは指導者の自己満足。ストレスを発散している
のではないかと思うこともあります。勝つことが常に優先されるので、姑息な手を使っ
て勝ちにいったりしても子供たちの将来のためになりません。いちばん勝ちたいと思う
のは、選手ではなく監督やコーチだからだと思います。
問:你認為為什麼會變成那樣呢?
筒香:可能說得有點難聽,但我認為原因就出在教練們的自我滿足,我也曾經想過這會不
會就是他們紓解壓力的方式。贏球永遠是最優先考量,但就算用不正當的手段贏球了,也
不會對孩子們的未來有任何幫助的。我認為最想要贏球的人不是選手,而是教練們。
──甲子園で一人の投手が投げ切ったりするが、そういう姿を見てどう思うか?
いちばん印象的なのは、外国人選手の反応です。ベイスターズのロッカールームでも甲
子園のテレビが流れていることがありますが、外国人選手は「こいつら潰れてしまうぞ
、クレイジーだ」と驚いています。
問:當你看到在甲子園的投手一個人撐完全場時,你有什麼想法嗎?
筒香:我印象最深的是洋將們的反應。在DeNA的休息室裡,電視有時會播放甲子園的比賽
,洋將們驚呼著:「這些投手會壞掉吧!太瘋狂了!」
──新潟県高野連では「球数制限」を導入しようとしているが?
そうやってルールを変更しないと、みんなやってしまうと思うので、ルールを変えて子
供たちの将来を守るのが大事なのかなと思います。
問:新潟縣的高中棒球聯盟正在考慮引進「球數限制」的規則,你有什麼看法?
筒香:如果不這樣更改規則的話是不行的,我認為每個人都會想這麼做,改變規則去守護
孩子們的將來是一件重要的事。
來源:https://toyokeizai.net/articles/-/260338?page=3