原文:https://bit.ly/3HAtnTH
《単独インタビュー》大谷翔平27歳が語る“完璧だったピッチング”「僕の全盛期は小
6くらいのときだったので(笑)」
《個人專訪》27歲的大谷翔平透露”曾經完美的投球” 「我的全盛期大概是小學6年級的
時候(笑) 」
打っては138安打、103得点、100打点、投げては130.1投球回、156奪三振。今季最終戦
で
前人未到の「クインティプル100」を達成し、2021年を締めくくった大谷翔平。
作為打者有138安打、103得分、100打點,投手則有130.1局數、156三振的成績,在本季
最後的比賽,用前所未有的「五個100」來總結2021年的大谷翔平。
発売中のNumber1040号『大谷翔平2021完結編』では、巻頭で今季を振り返る本人のロン
グインタビューを掲載している。ビッグイヤーを終えた今の胸中を余すところなく語っ
た誌
面の一部を、抜粋して紹介する。(全2回の前編/後編へ)
正在發行中的Number1040號『大谷翔平2021年完結篇」中的開頭收錄了本人回顧本季的長
篇專訪。結束了豐盛的一年,心中沒有其他念頭的大谷,對本刊吐露的心聲,精選一部分
在此做介紹。(共2篇,有前篇及後篇)
──球速とコントロールを両立させたとしたら、1試合をすべて初球で打ち取って27球
で終わらせたいのか、全員を3球三振に斬って取る81球のピッチングか、大谷さんの理
想はどちらに近いんでしょう。
── 球速跟控球都能兼併的話,對大谷你來說,理想的是哪種呢?1場比賽中面對打者都
在第一球就解決掉,用27球結束比賽,還是將每個打者都花3球三振掉,一共用81球結束
比賽。
「それを言うなら、間を取って50球くらいかな(笑)。どっちもできるのが理想です。27
球で試合を終わらせるピッチャーが必ずゼロで抑えられるのかというと、そうではない
。27球で終わらせるピッチングをするとなれば、全部の球をバットに当てさせなくちゃ
ならないじゃないですか。当てられたら風に乗ってホームラン、なんてリスクも出てき
ます。だから27球のピッチングと81球のピッチングのバランスを併せ持っているという
のが理想ですね」
「這樣說的話,我大概是取個中間值,用50球吧(笑)理想是能兩種都辦得到。用27球結
束比賽的投球,也未必是可以零失分。畢竟要用27球結束比賽的話,不是每一球都要被打
出去嗎?被打出去後,說不定順著風被帶出去變成全壘打,於是存在著風險。所以說在27
球結束比賽跟81球結束比賽之間取個平衡才是理想吧」
──100マイルを超えるまっすぐと、スライダー、スプリットの3つの球種でバッターを
圧倒しながら、ときにはカットボールをうまく使って打たせて取ると……相変わらず欲
張りですね(笑)。
──在用超過100英里的直球、滑球、指叉球來壓制對手的同時,有時還會用卡特球來解
決打者,還真是一如既往的貪心呢(笑)
「序盤のリスクの少ない場面では球数をコントロールしながら27球のピッチングをして
、終盤の1点を争う場面なら3者三振を狙って81球のピッチングをする。もっと細かく言
えば、チームの状況にもよりますよ。たとえばクローザーが3試合連続で投げていて今
日は使えないとなれば、9回をひとりで投げ切るために27球のピッチングをしてゼロに
抑えることを目指す日もあるとか……いろんなことを計算しながら投げられれば、それ
が一番いいんですよね」
「我在比賽初期風險較少的時候,會以控制球數(27球結束比賽的方式)來投球,但到了
比賽後期,出現爭取1分差的場面時,我會朝著用三振來解決對手(81球結束比賽的方式
)。更詳細地說,也是視隊伍的狀況而言。例如說,如果後援投手之前已經連續投了3場
,以致今天不能上場,為了讓自己能獨挑大樑投滿9局,我會用27球結束比賽的方式,盡
量壓制不要丟分…考量各種因素的同時並且能夠投得出來,那是最好的呢」
「僕の全盛期は小6くらいのときだったので(笑)」
──これまで、そういう完璧な、美しいピッチングができた記憶はありますか。
「我的全盛期大概是在小6(笑)」
──至今的比賽中,有沒有那場比賽的投球是你記憶中最完美、華麗的呢?
「美しいピッチング……今のところの僕の全盛期は小学校6年生、中学校1年生くらいの
ときだったので(笑)、できていたとしたらその頃かなぁ。あの時期の僕が一番、無双し
てましたからね」
「華麗的投球啊……就現在的我來說的話,全盛期大概是在小學6年級、國中1年級的時候
吧。因為那個時候的我,開了無雙啊」
──なるほど(笑)……無双というなら今年の大谷さんのバッティングは無双と表現する
のに相応しい迫力がありました。今年の46本の中で技術的に一番満足度が高かったのは
、どのホームランですか。
──原來如此(笑)……講到無雙的話,今年大谷你的打擊是具有稱得上開無雙的壓迫力
。在今年46發全壘打中,哪一發是你認為技術上讓你最滿意的呢?
「技術的にですか……どれですかね。うーん、これっていうのは浮かびませんね。ただ
、シーズンの前半と後半でホームランの内容がずいぶん違ったなとは思います。後半の
ほうが数字は残らなかったんですけど、バッティングとしては洗練されてきているとこ
ろがあったで……」
「技術上啊…….是哪發呢。嗯,這個想不太起來啊。只不過,上半季跟下半季的全壘打
數量,我想是差滿多的啦。雖然相對而言下半季的產量變少,但在打擊層面上是也有被洗
鍊的部分…….」
──えっ、後半のほうが洗練されていた?
──什麼?下半季的打擊比較有被洗鍊?
「やっぱり後半は厳しいところを突いてこられた中でのホームランでしたからね。そこ
を見極めながら、甘く入ってきたボールをしっかりホームランにできていた。前半は甘
い球が多かったと思いますし、その甘い球の打ち損じもそこそこ多かったんです。その
中であれだけホームランがあったのは、つまりどれだけ甘い球が多かったかということ
ですよね。でも後半に関してはほぼほぼ甘い球がない中で、それでも集中して打席に立
って、フォアボールも選んで、なおかつ甘い球が来たときに打つ準備をしなきゃならな
かった。そこで打ったホームランは、前半で打ったのとはまるっきり違うものだったと
思います」
「果然是因為下半季的全壘打是打到比較刁鑽的球的關係吧。在我看透說對我來講比較刁
鑽的擊球位置之後,如果來了比較甜的球,我都能確實掌握打出全壘打。上半季就來了比
較多投得甜的球,但在那些球中我也漏掉了不少機會。也就是說,上半季之所以比較多發
全壘打,是甜的球來得也比較多的意思啦。但是下半季的話,即便是在沒怎麼出現投得比
較甜的球的情況下,我仍是集中精神站在打擊區上,連四壞球也得選著打,並且必須做好
甜的球來的時候的準備。在那種情況下所打出的全壘打,我想是跟上半季的全壘打是完全
不一樣的」
<後編に続く>
<後篇待續>