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良晴、信奈、光秀。再会の地・関ヶ原で三人が見つめる未来は——
弟・信澄の死。心折れた信奈に迫る東軍。過去最大の窮地でも諦めない良晴の下に、
予想外の援軍が現れる! そして──
「先輩。死の瞬間まで忘れません。十兵衛は……報われました」
毛利軍が迫るなか、信奈を殺す自らの結末を知った光秀が、選び取った未来。それは
「運命」に抗う最大の鍵へと変わる。
「起死回生の手はあるわ。織田家の窮地が『嘘』ではないからこそ、東軍を釣りあげる
ことはできる!」
絶対的に不利な戦況も、歴史という名の「運命」も英雄・織田信奈ならば覆すことが
できる。良晴はそう信じている。
激戦続く、関ヶ原。織田家の反撃は、ここから始まる!