複習佐賀到第7話突然對報導全文內容有點興趣,
就順著找出幾張捕捉到雜誌的畫面
https://i.imgur.com/QOCjIXf.jpg
https://i.imgur.com/fkNED42.jpg
https://i.imgur.com/2lmkRO1.jpg
其中貢獻最大的是12話的阿妙,她把整本雜誌都攤開來了
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下面是原文+自行翻譯
サガロックに舞い降りた天使たち!
ライター:大古場新太
2018年7月20日、その日、とある野外ライブ会場で奇跡が起きた。1組の無名のグループ
が、悪天候の中でトラブルにも見舞われながらもたった2曲分のパフォーマンスをやり
遂げた瞬間、会場は大きな歓声に包まれた。全員で手をつなぎ、声援にこたえる彼女ら
は有名な国内バンドでも、著名な海外アーティストでもない。我らが佐賀県を拠点に
細々と活動するアイドルグループ。いわゆる”ご当地アイドル”だ。
奇跡の現場となったのはサガロックフェスティバル、通称”サガロック”だ。サガロッ
クは佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷を会場に開催される野外フェスだ。会場となる嘉瀬川河
川敷といえば、イベントが無いときはだだっ広い河川敷に過ぎず、ランニングやスポー
ツなどを行う人をちらほら見かけるくらいの場所だが、その実、毎年開催される国際バ
ルーンフェスタの会場でもあり、大きなイベントごとには使い勝手のよいイベント会場
として県内では重宝される。そんな場所で開催されるサガロックは7月19日から22日ま
での最大4日間にわたって開催される。九州最大規模とも言われる野外フェスとなって
いる。
始めは地域で主催した音楽イベントに過ぎなかった。そこに物好きな現主催者である片
河さんが「どうせなら皆が楽しめるおまつりにしよう」と嘉瀬川の河川敷で開催すると
、口コミでその評判が広まり、翌年にはバンドを集めた音楽祭に、その翌年にはその翌
年にはメジャーバンドが参加してと、とんとん拍子に参加者が集まり、それに合わせて
規模も年々大きくなった。片河さん曰く「おまつり好きが集まった結果でしたが、今と
なっては他にも負けない野外フェスを目指して毎年の開催を行っています」その言葉通
り、年々と会場の規模も増やしてきた。
河川敷にはメインステージを正面に会場中央部にはサブステージ、それを囲むかのよう
に点在する複数の小規模ステージがおかれ。各会場ではさまざまなジャンルのアーティ
ストがそのパフォーマンスを披露していく。サガロック自体は他の野外ロックフェスと
同じく多くのアーティストを招待しているが、近年では九州出身のアーティストや、参
加者からの推薦などで参加アーティストを募集するなど、多種多様な音楽を広めること
はもちろん、皆が参加できる「おまつり」であることを主軸に幅広く参加者を集めてい
る。今回の奇跡の立役者達も、その一環である推薦枠(ニューカマー枠とも言うらしい
が)で出場が決まった。
「フランシュシュ」と名乗る彼女達は、佐賀県唐津市を拠点に活動するアイドルグルー
プだ。0号から6号と番号で呼ばれる彼女ら7人(何故か本名は不明だ)で、唐津市や、
佐賀市のライブハウスなどで活動を続けている。これまでに目立った活動も無く、細々
とイベントや営業を続けていたようだが、地元企業であるドライブイン鳥のテレビCMを
彼女達が演じるようになってからその歌声とハチャメチャな演技に静かに注目が集まり
始めている。実を言えば、筆者自身もこのCMを目にしてから、彼女達を気にするように
なった。ようは地元で少し人気が出始めたばかりのご当地アイドルというわけだ。
しかし、というか当たり前というか、その注目度は他のサガロック参加者に比べれば雲
泥の差だ。ファンの人数も数えるほどの彼女達に、一体どのような奇跡が起こせたとい
うのか。
イベント当日はあいにくの雨。午前中は晴れて日の光が差し込んでいたものの、午後に
入ると一気に天候はがたつき、彼女達がステージに立つころには小雨だった雨も本降り
に近づき始めていた。野外イベントでの悪天候はよくあることだそうで、毎年これくら
いの天候は当たり前だと主催者片河さんは言う。そうは言ってもロックフェス参加経験
の少ない筆者でも中止にしたほうがよいのではと思うほどの天候だ。だが、そんな心配
をよそに他のアーティスト達も観客達も当たり前のように演奏をこなしていく。順調に
演奏が進む中、アイドル達の順番が近づく。強くなる雨脚の中、観客たちの多くは野外
ステージへと足早に去っていく。”フランシュシュ”がステージに立つ頃にはサブステ
ージ前の観客は3割程度にまで減ってしまっていた。
雷鳴も鳴り響く中、”フランシュシュ”の初陣とも言うべきステージが始まる。1曲目
はこれまでに披露したことの無い力強く勢いのあるポップス。しかし、その内容はおせ
じにも完璧とはいえないものだった。出だしからセンターに立っていた黒髪ショートの
3号が不調な動きを見せていたのだ。ダンスの動きも小さく、硬く、マイクを通してい
るはずの歌声も出ていない。体調が悪かったのか、ひどくおびえた様子で舞台に立って
いた彼女の様子をみて観客からも不安の声が漏れ始めていた。筆者自身もやはりご当地
アイドルの域を出ないのだと思いかけていた。だがしかし、その不安を力強い歌声を持
った4号が吹き飛ばれた。
3号の横に立ち、堂々とした歌声と共に蹴り上げる動作のダンス、筆者も含めた観客が
彼女に目を奪われていると、あっという間に3号を動け起こして元のパフォーマンスを
再開した。ご当地アイドルとは思えない度胸と演技。彼女に鼓舞されたかのように他の
メンバーも力強い歌声でステージの上を駆け回る。入れ替わり立ち代わりで次々と歌っ
ていくメンバー達。5号の可愛らしさ、6号の妖艶さ、2号のはつらつとした笑顔に、1号
の迫真のパフォーマンス。持ち直した彼女達のパフォーマンスは他のアーティスト達に
も劣らない。そういえるレベルのものだった。だが、その曲終わりで、彼女らに不幸が
訪れる。
悪天候の中、落雷がステージを直撃したのだ。
落雷が人体に直接落ちる確率は100万分の1と言われる。だが物的被害において落雷が起
こす被害件数は年間2万件にも及ぶという。その衝撃はすさまじかった。ステージの壁
は弾け、やぐらに設営されていたライトも弾けとび、一部は落下し、破損していた。衝
撃がサブステージの周囲に響き渡った。雷の強い発光に一瞬彼女達にも直撃したかとも
思えた。観客席から見ていた筆者にもその振動が感じられるほどの衝撃だったのだ。普
通ならここで演奏もイベント進行も中断するはず。ステージは壊れ、ライトは落ちかか
っている。一步間違えば怪我にもつながりかねない状況。普通ならこの時点で中止され
るはず。しかし、この日は違った。直撃した雷の影響の所為か、2曲目始まっていしま
ったのだ。