元阪神投手がリリーフエース 中信兄弟2連覇に導いた林威助監督の用兵ピタリ
前阪神投手是守護神 總教練林威助帶領中信兄弟二連霸之用兵如神
こんなにも変わるのか。台湾プロ野球を見て思わず心がはずんだ。かつて伸び悩んでいた
、元阪神の選手の見違える姿があった。台湾シリーズは9日、中信兄弟が楽天を下して2連
覇。頂上に立ったとき、マウンドの呂彦青(ル・イェンチン)投手は黄色いテープが飛び
交う輪の中心にいた。
居然有這麼大的改變?看了中華職棒,讓我感到很興奮。
過去身手施展不開的前阪神球員,令人寡目相看。
11月9日,台灣系列由中信兄弟擊敗樂天而拿下二連霸。
站在投手丘上的呂彥青,成為滿場黃色彩帶的中心。
「アイツね、緊張している感じがしない。最後は信頼するしかないからね」
前阪神球員的林威助教練(43歲)說:
「那傢伙,完全不會緊張!最後只能相信他了!」
元阪神の林威助監督(43)が明かす。呂は18年から3年間、タテジマを着た左腕だ。将
来性を買われたが1軍で登板できず。鳴尾浜で投げる姿を何度か見たが、何かを恐れて球
を置きにいっているように映った。そんな苦悩の跡が消えた。
呂彥青是18年加入阪神,總共待了三年的左投手。
雖然期待他的未來性,可是沒有在一軍登板的紀錄。
曾經在鳴尾濱(阪神二軍基地)看過他幾次投球的樣子,感覺都有點怕怕的。
但是那種煩惱的樣子都消失了。
台湾一に王手をかけた第4戦。1点リードを守る9回は圧巻だった。外と内の低めスライ
ダーで、2者連続でバットを折って2死。最後は速球で押した。151キロ、147キロ…。最後
は空振り三振。思い切り腕を振れるから、打者も球種を見極めにくい。躍動感が際立って
いた。
在台灣一聽牌的第四戰。九局上,用壓倒性的投球,牢牢的守住一分領先。
用外角與內角,低角度的滑球連續讓兩名打者打不好而斷棒,抓到兩個出局數。
最後用速球壓迫。151公里、147公里…。最後讓對方三振,揮棒落空。
因為手腕運用得很好,打者也不好判斷球種。在投手丘上充分展現躍動感。
同シリーズ4戦で3セーブ。公式戦も51試合登板で20セーブ、防御率1・98だった。リリ
ーフエースとして活躍した。林監督のマネジメントも成長を後押しした。まだ26歳。適性
を見抜いた。開幕時は先発要員だったが、7月から救援に配置転換。用兵がハマった。
在總冠軍系列賽四場比賽中拿下三場救援。
上下半季登場51場,拿下20場救援成功,防禦率1.98。
以終結者的身分活躍於投手丘上。
林總教練的知人善任也幫助了他的成長。
季初原本是先發輪值的他,從7月開始轉任後援,調度的很成功。
指揮官は言う。「球のキレが先発のときより、リリーフの方がよかった。マウンドで堂
々としている。ウチのストッパーの調子が悪くて途中から固定した」。能力の高さは、阪
神時代の話で知っていた。親交が厚い平田勝男2軍監督(63、現ヘッドコーチ)から「外
国人だったから1軍のチャンスはなかったけど、いい球を放れているよ」と伝えられてい
たという。
指揮官(總教練)說:「 比起先發來說,後援時,投球的尾勁要來的更好。
在投手丘上也很有氣勢。原本的終結者狀況不好,
所以後來就讓他在終結者的位置上固定下來。」
其實過去在他阪神時代時,林威助總教練就知道他的能力很好。
跟林威助教練交情很好的阪神二軍監督平田勝男(63歲 現任阪神首席教練)
就曾經說過:「因為他是外國人的關係,才沒有上一軍的機會,
可是他投的球不錯噢!」
林監督は打者目線からもアドバイスした。現役時の07年に15本塁打を放ったスラッガー
だ。「2ストライクになると打者は遅い変化球に張る。カーブは危ない。カットボールや
スライダー、チェンジアップの方がいい」。追い込まれた打者はあらゆる球種を幅広く待
つ。球速が遅いカーブは反応でも打ててしまう。痛打される姿を見て、球速差が少なく、
引っ掛けさせる変化球を勧めた。呂は日本で夢破れ、故郷で花開いた。
林教練也以打者的立場建議過呂彥青。
林威助教練是曾經在現役時代2007年打過15支全壘打的強打者。
他說: 「在兩好球之後,打者會注意速度慢的變化球。曲球很危險。
投卡特球、滑球跟變速球比較好。」
打者在球數落後時,會鎖定各種球路,球速慢的曲球會像反射動作一樣被擊出去。
因為看到被痛擊的樣子,所以才建議他投速差較小的變化球。
呂彥青在日本夢想破滅,可是卻在故鄉開花結果。
台湾では野球を「棒球」という。バットが先立つように攻撃に偏りがちな風潮がここに
はある。林監督も強打者の印象だ。だが、指導者としては一線を画す。日本仕込みの細か
な守備中心の野球が実りつつある。台湾シリーズは就任2年で8勝無敗。それでも「1年間
でいいときも悪いときもある。自分の仕事は何か。もっと選手には分かってほしい」と言
う。栄光に溺れない。3連覇、そして黄金期へ。呂ら気鋭の若手を導きながら、先を見据
えた。
台灣將野球稱為「棒球」。以球棒為主,強力棒球的風氣比較強。
林威助教練也給人強打者的印象。
但是成為指導者之後,他卻強調日式細膩野球,以守備為中心。
擔任總教練兩年,在台灣系列賽中八勝零敗。
不過他還是說:「球季一整年,有好的時候,也有壞的時候。自己要怎麼做才好?
希望球員們可以更了解自己要做什麼才可以。」
不沉溺於勝利的光榮。三連霸,然後進入黃金期。
率領呂彥青與小象們前進,他已經將眼光放在未來!
資料來源:
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf23f5cf9a9428a70ea94ed5c04db757ad2b76f