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毎日新聞社と棋士団体の日本棋院、関西棋院によると、タイトルホルダーと挑戦者が争
う挑戦手合は、2日制の七番勝負から1日制の五番勝負へ。挑戦者決定システムも総当た
りのリーグ戦からトーナメントに移行する。挑戦手合を制した棋士の優勝賞金は、2800
万円から850万円に減額。棋戦序列は3位から5位に落ちる。
本因坊戦は1939年創設。江戸時代から世襲で引き継いできた囲碁家元の筆頭、本因坊
家が名跡を譲渡し、現在のタイトル戦の原形となる本因坊戦が生まれた。七大タイトル
戦の他の6棋戦はすべて戦後に創設された。
現在のタイトルホルダーは井山裕太本因坊(33)。昨年、七大タイトル戦史上最多の
11連覇を達成し、12連覇をかけて5月からの最後の七番勝負に臨む。