武州正藍染 /埼玉
https://mainichi.jp/articles/20180101/ddl/k11/040/030000c
毎日新聞2018年1月1日 地方版
現在の羽生市など埼玉県北部では綿花と藍の栽培が盛んで、江戸中期から農閑期の農
家の副業として藍染めが始まった。藍染め織物は防虫効果があり丈夫なことなどから、
農作業用の「野良着」として多く使われ、最盛期には200軒を超える紺屋(こうや=
染物屋)が建ち並んだ。戦後は機械化や化学繊維の普及で衰退し、羽生市内では4軒だ
けが残る。現在は剣道着などとして使用されるほか、2008年に特許庁の地域団体商
標に登録され、高級生地として活用されている。
現今的羽生市等埼玉縣北部地區,曾經是種植棉花及藍草的盛產地,這是源自於江戶中期
,農閒時期的農家以藍染作為副業。藍染的紡織品具有防蟲及耐用等特性,廣泛用於務農
時穿的的「野良著」(*註一),極盛時期曾蓋起了超過200間的染房。二戰後隨著機械化生
產及化學纖維普及而衰退,羽生市內僅存4家染房。目前除了使用於劍道服以外,2008年
通過專利局的地區團體商標登記,運用於高級布料。
*註一:野良着(のらぎ),務農時所穿著的工作服。指和服形式的傳統工作服,16世紀以
前多為麻布所製,江戶時代後開始出現保溫性較佳的棉布材質,二戰後則逐漸西化。