1.媒體來源:週刊ポスト
2.記者署名:取材/文・鈴木智彦(フリーライター)
3.完整新聞標題:
ヤクザに 10 万円給付 幹部は「そんな金いらん」「資格ない」
十萬円給付 黑道幹部:「那樣的錢我才不拿」「我們沒有那個資格拿」
4.完整新聞內文:
新型コロナウイルス拡大に伴う 10 万円の特別定額給付金の対象は、令和 2 年 4 月
27 日、住民基本台帳に記載のある者とされる。簡単にいえば、日本に住民票のある人
間すべてで、いまのところ暴力団員にも資格はある。
隨著新型冠狀病毒疫情的擴大,作為紓困用的十萬円特別定額給付金,只要在今年 4 月
27 日前,計載在住民基本台帳上的人都可以領取。
(譯註:所以連外國留學生也可以申請呦,這筆救助錢是不限國籍的)
換句話說,目前所有在日本擁有住民票的人都可以領取,其中當然也包含黑幫暴力集團的
人們(ヤクザ)。
2018 年末の組員総数は約 3 万 500 人で、もし全員が申請し給付を受ければ、ざっと
30 億 5000 万円が暴力団の “資金源” となる計算だ。ただし、それなりに名の通っ
た組長たちはおそらく申請しない。ヤクザはメンツで生きている。男伊達を標榜してい
る以上、他人に施しはしても、国家の庇護は受けられない。
截至 2018 年底,這些暴力團組員數量約為 30,500 名,如果全部的組員都申請給付的話
,大約有 30.5 億日円的錢,會成為這些暴力團的「資金來源」。
但是,有些有名暴力團體的組長已經表示自己不會申請。
這些暴力團為了自己的面子,也為了表示自己團體的男子氣概,即使是要把錢給別人,也
絕不會接受國家的庇護。
「単純な話だ。たった 10 万円をもらって、いざという時だけ国に頼るのかと言われる
のはしゃくに障る。こういった話は口コミで伝わる。裏の世界でナメられる」(指定暴
力団トップ)
「簡單來說啦,只要我們拿了這十萬日円,就會被人家在背後說,居然在緊急情況下還在
為了這筆錢去依賴這個國家,這聽起來很糟糕啊。而且這些故事在道上口耳相傳後,在以
後我們在這個『裏世界』就會被說得很難聽。」(指定暴力團高層表示)
関西の某組織幹部も同様に給付金には否定的である。「そんな金はいらん」とにべも
ない。
關西的某組織幹部也同樣拒絕了給付金。「那樣的錢我才不領咧」他很不客氣的說到。
「ただそれは自分の価値観。若い衆に強制はしない。暴排条例施行以前、それぞれ経営
する会社を通じて税金を払っていた。ヤクザから銀行口座を取り上げ、表の商売から放
逐し、実質、無職に追いやったのはお上なのだから、もらいたいヤツがいるなら堂々と
もらえばいい」
「但這就只是我的價值觀,我沒有要求年輕的組員也這麼做。在實施《暴力団排除条例》
之前,我有自己經營的公司,也有繳稅金。但當我們成為被管制的『指定暴力團』後,政
府表面上雖然只把我們從商業經營行為中排除,但實際上是政府讓我失業了。因為政府管
制把黑道公司逼入絕境,所以想領補助的人,就堂堂正正地領吧。」
一方、関東の老舗一家総長は、「我々遊び人にもらう資格はない。さんざん社会に迷
惑をかけながら、都合が悪くなれば国にすがるのは筋が通らない。若い衆にもそう伝え
る」ときっぱり言う。
另一方面,關東地區、某個老牌組織的總長也說:「我們這些遊手好閒的人,實在沒有資
格領這筆錢。畢竟我們平常已經給社會添了許多麻煩和困擾。在大家都不方便的時候還
要依靠國家,實在是說不過去,我們也會告訴下面的年輕人。」
さらにこの老舗一家は組員に給付金を辞退してもらうため、これまでプールしてきた資
金を若い衆に支給することも検討中らしい。ただし、やはり強制的に受給禁止にはしな
いそうだ。
此外,這個老牌組織也正在考慮將過去組織團的「團庫」裡的錢拿出來發給年輕人,以要
求他們不要去領政府的錢。但是據說這種「拒領補助」的要求不會是強制性的。
「自分の若い頃は、いつも金策に追われていた。それぞれに生活もある。致し方ないケ
ースはあるだろう。ただ、もらうんだったら、その 10 倍は地域に尽くせと釘を刺す」
「當我年輕的時候齁,我總是忙著賺錢。我知道每個人都有自己的生活要過,當然會有不
得不去領取補助的情況。只是如果接受了補助,就要回報十倍給這塊區域啊。」
暴力団の世界の常識は我々とはまったく違う。
看來這些黑道組織世界的常識,與我們的完全不同啊。
●取材/文・鈴木智彦(フリーライター)
※週刊ポスト 2020 年 5 月 8・15 日号
5.完整新聞連結 (或短網址):
https://news.yahoo.co.jp/articles/50dd410a27ed4cc68cfef74bd4fd18e8ba645395
6.備註: