藍染めに使う染料づくり 最初の工程「藍粉成し」開始 上板町
上板町開始製作藍染原料的第一步「製成藍粉」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20210608/8020011191.html
德島新聞 06月08日 11時13分
徳島伝統の藍染めに使う染料づくりで最初の工程となる「藍粉成し」と呼ばれる作業が
上板町で始まりました。
上板町開始製作德島傳統藍染使用的染料。第一步是被稱為「製成藍粉」的工作。
「藍粉成し」は、3月上旬に種をまいて40センチほどに成長した藍を刈り取ったあと
、色素を含む葉の部分だけを取り分けて乾燥させる作業で「すくも」と呼ばれる染料を
つくる最初の工程になります。
「製成藍粉」是將3月上旬開始種植的藍草,約成長至40公分高時,只收割富含色素的葉
子部分,並加以乾燥。這是製作染料「艸染」的第一步。
上板町の阿波藍の製造所ではことしも「藍粉成し」の作業が始まり、朝から職人8人が
集まって作業に取りかかりました。
上板町的阿波藍製造所,開始了今年度的「製成藍粉」工作。一早8名職人就開始作業。
作業では前日の夕方に刈り取ったおよそ3トンの藍を裁断機に入れて1.5センチほど
に細かく刻んだあと、大型の扇風機で風を送り、軽い葉の部分だけを飛ばして茎とより
分けます。
首先將前一天下午採收的約3噸的藍草,放入攪碎機切成約1.5公分的大小,再以大型風扇
吹風,將較輕的葉與較重的梗分開。
そして葉を作業車で集めたあと、乾燥にむらが出ないように平らに広げていました。
最後使用作業車收集葉子,再將它們攤平,以免乾燥不均。
藍職人の佐藤好昭さん(57)は「最初、苗を植えたときは雨が全く降らず、枯れてし
まって大変だったが、なんとか品質のいい葉ができたと思う。色の濃い、落ちにくい染
料になってほしい」と話していました。
藍染職人佐藤好昭表示「剛播種的那段期間完全沒有雨,苗都枯萎了,當時很辛苦,還好
現在看起來葉子的品質還不錯。希望能夠製成顏色濃厚又不易掉色的染料」。
「藍粉成し」の作業は、藍の収穫が終わる9月中旬まで続くということです。
「製成藍粉」的作業將持續到藍草完全收穫的9月中旬。