https://news.livedoor.com/article/detail/20732184/
せめて子どもだけでも? 殺到の群衆、米兵に赤ちゃん託す
イスラム主義勢力タリバンの支配から逃れようと人々が殺到している首都カブールの
空港で、赤ちゃんを壁の上に立つ米兵に託す動画がSNS上で拡散し、注目を集めている
。
ロイター通信が20日に配信した動画では、空港の外壁に詰めかけた男性が両手で赤ち
ゃんを担ぎ上げ、米兵に差し出す姿が映っている。米兵に片手で引き上げられた赤ちゃ
んは、いったん別の兵士に預けられた後、壁の向こう側へと運ばれていった。19日に撮
影された動画だという。
また同通信は、19日にも別の動画を配信。小さな女の子が男性に持ち上げられ、米兵
に引き渡される様子が映されている。「タリバンの復権を恐れる人々の絶望感を捉えて
いる」と伝えている。
アフガニスタンでは15日に政権が崩壊。タリバンが権力を掌握しているが、カブール
の空港では約5200人の米軍部隊が安全を確保し、退避作戦を行っている。国務省が19日
時点で発表した情報では、これまでに空港から国外退避させた人数は約7千人。さらに6
千人が手続きを終えて出発を待っている状況という。
ただ、米軍が退避の対象にしているのは米国人のほか、元米軍通訳などのアフガニス
タン人協力者や家族らで、大半の住民に脱出の手段はない。ロイター通信によると、退
避を求める数千人の住民らが空港周辺に詰めかけているという。(笠原真)
只有孩子的得救也好
阿富汗民眾將嬰兒託付給美軍
路透社於20日播出的一段影片在SNS引起注目
19日一名擠在喀布爾國際機場牆外的阿富汗男性將手中的嬰兒舉高
希望能託付給美軍照顧
士兵以單手將嬰兒接過後交給另一名士兵抱進牆內
同樣19日也拍到一名男性將小女孩舉高交給美軍的影片
顯示出民眾對新政權的恐懼與絕望感
政權崩壞後該機場由大約5200名美軍守住並進行撤退作戰
根據國務局發表的情報已約有7000人撤退
6000人辦理好手續等待出發
然而美軍安排的撤退對象除了美國公民外
僅包含原美軍翻譯等阿富汗協離者及家屬
其他大部分民眾並無逃離手段
根據路透社發表
目前機場周邊仍有上千名民眾為了尋求救援圍在機場周邊