台湾総統選,最大野党候補,中国との現状維持を強調
10月6日 23時54分
台湾で政権の奪還を目指して、来年の総統選挙に立候補する、
最大野党・民進党の蔡英文主席が、６日から日本を訪問し、
ＮＨＫとの単独インタビューで、中国との関係について
「平和と安定を維持することが、われわれの最も大きな責任だ」
と述べ、現状を維持することが重要だとの立場を強調しました。
台湾では、馬英九総統の任期満了に伴い、来年１月に総統選挙が行われます。
この選挙に、最大野党・民進党から立候補する党首の蔡英文主席が、
６日から日本を訪問し、都内でＮＨＫの単独インタビューに応じました。
この中で蔡主席は、総統選挙で大きな争点となる中国との関係について、
「平和と安定を維持することが、われわれの最も大きな責任だ」と述べました。
そのうえで、「現状維持がアメリカや日本などの利益と一致すると信じている」と述べ、
独立志向が強いと中国から見られている民進党が政権を奪還しても、
地域の安定のために、現状を維持することが重要だとの立場を強調しました。
また、日本との関係については、
「台湾にとって最も重要なものの一つだ」と述べるなど、
台湾の国際競争力を強化するため特に重要だとの考えを示しました。
蔡主席は９日まで日本に滞在する予定で、
与野党の議員との会合や企業の視察などを行うことにしています。
今回の蔡主席の日本訪問について、中国外務省は「断固反対する」としています。
台湾の総統選挙には、与党・国民党から洪秀柱氏が、
野党・親民党から宋楚瑜氏も立候補するとしていますが、
地元メディアなど各種の世論調査では蔡氏がほかの候補をリードしています。
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簡略翻譯
台灣最大在野黨總統候選人，強調與中國維持現狀
以拿回台灣執政權為目標，參加明年總統大選、台灣最大在野黨、
民進黨總統候選人蔡英文，於10/6日造訪日本。
同時也接受NHK單獨訪問，訪問中，談及和中國的關係，
以「維持和平與安定是我們最大的責任。」來闡述並且強調維持現狀為最重要的立場。
在台灣，隨著馬總統任期屆滿、將於明年一月舉行總統大選。
在這場選舉中，台灣最大在野黨、民進黨主席兼總統候選人蔡英文，
於10/6日造訪日本，並接受NHK單獨訪問。
訪談中，蔡英文主席談及在總統大選中，關於備受爭議的對中關係，
蔡英文主席以「維持和平與安定是我們最大的責任。」來闡述立場
除此之外，還闡述「我相信維持現狀是和美日的利益一致的。」
從中國的立場來看有強烈台獨色彩的民進黨縱使拿回政權，
仍為了區域的安定，還是會強調維持現狀是最主要的立場。
對於對日關係，
蔡英文主席以「對台灣來說對日關係是最重要的一環」來闡述，
表示台灣在強化國際競爭時，對日關係是首先要考慮的。
蔡英文主席預計在日本停留至10/9日，
將和執政在野各黨議員會面和進行企業訪察。
關於此次的訪日行，中外交部表明「堅決反對」的立場。
在台灣總統大選當中還有KMT推出候選人的洪秀柱;在野黨，親民黨推出的候選人宋楚瑜，
然而在地媒體所揭露的民調皆顯示蔡英文仍為三位候選人中民調最高的。
4.附註︰
日本人講話都講一半的(翻桌