1.
【ハンターハンター】 ネタバレ359話 『思惑』
ハンターハンター(HUNTER HUNTER)最新359話のネタバレです。
■迫る邂逅の刻──…!!
【B.W.号 1層】
システム管理室で書類一式を受け取ったクラピカ。
さっそく中身を確認しながら歩いていく。
B.W.号の緊急避難経路、救命ボートなど非常事態用の書類の様子。
クラピカ(この書類…山積みにされていたな)
(同じことを考えている者がそれだけ多いということ)
(やはり穏便な旅にはならなさそうだ)
オイトのいる王室に入ったクラピカに、見張り役の王立軍の一人が耳打ちする。
兵士「やあクラピカ 分かるかい 」
クラピカ「!?」(ヒソカ!?)
兵士「キミに用があってね♦」
渡されたのは何も書かれてない白い紙。
だが紙にオーラが宿ると同時に、文字が浮かび上がってくる。
兵士「返事はいらない♦」
「キミはボクの要望を飲まざるを得ないから♠」
オイト「?」
不思議そうな様子のオイトに応じるクラピカ。
クラピカ「いえ 何でもありません」
ヒソカを横切るクラピカ
オイトに背を向けメモを読む
『奇遇だね まさかキミに逢えるなんて♥
いきなりだけど ボクに協力してくれ
キミはきっと内容を読むでもなく「断る」なんて言いそうだけど いい話なんだ♦
キミにわざわざこんなラブレターを贈ったということは 分かるだろ?』
クラピカ(旅団(クモ)もこの船に…!?)
『カキン王族のレアなお宝を狙ってるらしい
キミが今でも敵討ちを考えているかは分からないけど 旅団(クモ)はキミを恨んでる
ボクはボクで、メンバーを殺したことで狙われてる♠』
クラピカ(!!)
『クロロは今回ボクとの戦いがテレビで放映されたから、必ず変装してくるはずだ
もちろん団員も全員変装させるだろう♠
お互いに単独で行動するのは危ないと思わないかい?』
手紙はそこで終わっていた。
考えるクラピカ(旅団の潜入…ありえない話ではない)
(今やV6の一つに数えられる超大国の王族が一つの船に集まる…おそらく数世紀の一度
の機会(チャンス)!)
(変装の件も十分考えられる)
(ヨークシンの件で旅団は全員顔が割れている)
(ハンター協会が直属で警備にあたってる以上、素顔を晒せば5分と持たないうちに拘
束部隊が動き出すだろう)
(一方、旅団(やつら)に面が割れている私は警備の規則上変装は不可能…)
(現時点ではヒソカと組むのが得策か…)
クラピカは護衛の交代の可否をオイトへ問う。
「非常に優秀な兵(ソルジャー)です」
オイト「先ほどの…?」
クラピカ「はい」
「個人的事情からあのように姿を装ってはいますが私に そして御二人にとってもなく
てはならない存在となるかと」
オイト「そういうことでしたら…是非」
クラピカ「なりすましに軍が気づく前に彼を居住区(こちら)へ連れてきます」
【5層】
怪我をしている一般渡航者の手当てをするレオリオ?
レオリオ「ったくよぉ~ 船内で喧嘩してんじゃね~よ 他人の迷惑考えろってんだ」
レオリオ「ん?」(なんかわすれてるよーな)
「ほらっ 応急措置は済んだぜ!! カネは要らねーからさっさと消えな!!」
「う う ありがとうございます…」走って消えてく渡航者
レオリオ「へへ」
そんなレオリオの背景で一般人の群れがひそひそと話している
男「上手くいたね」
女「脳みそ筋肉男の作戦なのにね」
男「誰が脳みそ筋肉だ!!!」
男「噂が噂を呼んで予定通りの混乱 ナイスだフィンクス」
ドカ ボカ ドカ
女「バカなの!?アホなの!?てかなんで堂々と刀持ってきてるわけ!?」
男「コレ無きゃなにも出来ねぇし!!」
男「あても変わらないね」
暴れる男を数人が押さえるの図
男「まあ 後は団長がゲート開くまでの間のらりくらりしてよーぜ」肩をぐるぐる回す
【3層】
数人でBW号の設計図?を見てるビヨンド一味
ジン「ココとココもだな」
バツ印をいろんな場所に付けてる
クルリ「どんな仕掛け(トラップ)かも分かるんですか?」
ジン「ま おおよそ見誤らね~かな程度だがな 」
クルリ「じゃあ例えば ココにはどんな細工が施されているとお考えで?」
同時に答えるふたり
ジン「倉庫」 パリストン「死体安置所」
ジン「な」(いったろ)
クルリ「では我々の不利になるような仕掛けの排除から始めましょうか」
パリストン「いいえ そんなことしませんよ ね ジンさん」
ジン「ああ なんの影響もねえよ むしろ利用出来るかもしれねーし」
「それとーー」
ジンの言葉に驚く一同。
一同「えーーーぇえ!!!!マジかよっっー!!!」
ジン「安心しな 当然言わねぇし漏らさねぇ しばらく一緒に過ごせば分かるもんだよ」
一同(分かるもんか!!!え マジ!?俺らの能力マジでわかんの!!?)
スッと前に出てくる。コック風の男
男「じゃあ俺の能力がどんなものか分かるかい?」
ジン「こっちきな」
二人きりになりヒソヒソ話
ジン「自分の作った飯をどんな想いで食べてもらえるかを考えに考えた末に派生した能
力だろ」
「オレらがメシ食うとき幸せそうに眺めてるもんなおめえ」
「きっと自分が調理したもの以外まで拡張されてるはずだ」
「この世でいま飯くってる人物の想いをキャッチできる能力 だろ?」
「ま 面識さえあれば だろうけどな こっちからメッセージを送ることは多分出来ねー
んじゃないかな あくまでも自分がどう思うか、という視点から派生した能力(もの)だ
からな」
汗ダラダラで驚きかたまっている コック風の男「……」
戻るふたり
ウサーメン「ど どうだった…!?」
コック風の男「近からず遠からず…だね」
ずーーーん
ウサメーン(完全に言い当てられただろ…)
ジン「みんなには 戦略上「それ」が必要な際には個人的に声かけるよ」
パリストン「……」
パリストンと目が合いジンニヤリ
【1層】
電話を置くハルケンブルグ。
相手は第二王子カミーラ。
純粋に力ずくの継承戦に反対のカミーラ。
将来自身が王になったときに継承戦の存在が不利になるため、どうにか避けたいハルケ
ンブルグ。
2人で出した結論は…
『王を殺し、継承戦を中止すること』
■それぞれの思惑──…
2.
【ハンターハンター】 ネタバレ359話 『双子』
第11王子フウゲツの側に、帽子を目深にかぶった側近
側近の顔はアベンガネ。
顔には冷や汗が。
アベンガネ「俺は聞いてない、こんなやり方をするなら俺は・・・」
フウゲツ「いずれにしても」
(フウゲツの左手の平にコンバートハンズの矢印)
フウゲツ(クロロ)「おまえに選択肢はない」
(回想:惨殺されたフウゲツと側近、護衛、それを取り囲む旅団メンバー)
フウゲツ(クロロ)「それより、誰よりも念獣に詳しいお前に訊きたいことがある」
「カキンの霊獣とは」
【クロロ回想】
ノブナガ「聞いたか!? 鎖野郎もカキンの船に乗るそうだ」
クロロ「そろそろ全てにカタをつけたい、予定通り乗船するが」
(第11王子側近からの電子メール)
(「・・腕のたつ暗殺者を探している」)
クロロ「目標を変更する」
「少し手荒になるが、王子の一行を皆殺しにしてそこに収まる。俺の能力があれば可能
だ」
フランクリン「王子に化けるのか・・・他の王子から命を狙われることになるぜ」
クロロ「非力な王子、そう考えて舐めてくる奴は俺の敵じゃない。それに俺も蜘蛛の一
部。もうお前たちに矛先が向かうようにはしたくない」
(全員、シャルナークとコルトピの修復された遺体を見詰める)
クロロ「それと除念師を連れていく。俺よりもむしろ除念師の護衛を頼みたい」
ノブナガ「そりゃいくらなんでも危険なんじゃねーのか!? 除念師がやられたら鎖野郎
の念は団長に戻る。俺でもわかる理屈だ、何も連れて行かなくたってとっとと」
クロロ「とっとと鎖野郎を殺せばいい、か。だが奴の死で奴が俺にかけた念が、除念師
に憑いた念獣が、消えると思うか」
ノブナガ「あっ・・・」
(流星街の長老の姿、蘇るヒソカ、の回想)
ノブナガ「鎖野郎を捕えて能力を解除させるしかない・・・か」
フィンクス「ってことは、除念師を守りながらのサバイバルってわけか。ほとんどカキ
ンの王子と同条件だな。」
フランクリン「そうこうしてるうちに王座に就いちまったりしてな」
フェイタン「それイイネ」
クロロ「気を抜くな。俺たちは狙われている。まずは第11王子を殺る。髪の毛一本も
残すな」
うなずくシズク
【BW号】
システム管理室からDVDを借りたクラピカ
映像を観始めるꀊ
先日のクロロ対ヒソカの映像だった。
最初の攻防、念人形にヒソカを襲わせながらの直接攻撃
(これを見るのは二度目だが・・・)
映像を一時停止するクラピカ
(このときクロロは本を右手で開いていた)
(当然ギャラリーフェイクの効果を栞で維持しつつ、オーダースタンプの頁を開いてい
ると考えるところ)
何者かの気配を感じるクラピカ(・・・!!)
クラピカ「・・・入れ」
ヒソカ「おっと、この場面か♦」
「キミはもう気づいているんだろう?」
クラピカ「ギャラリーフェイクの効果が本によらずに維持されている」
ヒソカ「そのとおり♥」
クラピカ「俺がここで疑問だったのは、なぜオーダースタンプに栞をして両手を空けて
戦わないのか、あるいはブラックボイスを併用しないのか」
ヒソカ「それをしなかったのはおそらく栞の制約」
「栞は、両手を用いる能力を発動する場合にしか出せない 」
クラピカ「片手で使用可能な能力二つ(オーダースタンプ、ブラックボイス)の併用は
できないということか」
ヒソカ「そう」
(映像を早送りするヒソカ)
ヒソカ「次の疑問は、例の偽クロロ」
(ヒソカが、オーダスタンプ解除を確認した後、クロロが観客席にいるのを見つけたシ
ーンの回想)
「この偽物がコンバートハンズ+ブラックボイスの組み合わせで生成されていたことは
確実」
「だがよく考えてみると根本的な疑問がある。クロロはコンバートハンズに栞を入れ、
ブラックボイスの頁を右手で開けていることになる。つまりせっかく偽物にボクの注意
を引き付けてもその間クロロは何の能力も発動できない・・・!」
「つまり、時間を稼ぐ意味が全くないことになる」
クラピカ「追跡を躱すため、偽物を作って注意を引いたのかと考えていたが」
ヒソカ「それはない」
「僕が観客席にクロロを見つけて追跡を開始してからは、偽物を作っている暇はなかっ
た。」
(ヒソカがバカな不可能だ、と言いながらバンジー引っ張ってるシーンの回想)
「つまり、クロロは観客席に紛れてボクからは見つかっていない状態だったのに、わざ
わざ自分の能力二つを埋めて偽クロロを出現させ、ボクの注意をひいたことになってし
まう♠」
クラピカ「だから・・・協力者がいた・・・」
ヒソカ「そう、偽クロロが僕の注意を引き付けている間に、協力者が工作を進める…そ
の役割を果たしたのがコルトピだった♦」
「ボクの見立てよりもコピー人形が多かったのはそのせいだ♦」
「何にしてもこの時点で、僕は消えないコピー人形を見て、ギャラリーフェイクの効果
が本によらずに維持されていることに気づいた 」
「ボクの最初の仮説はこうだった」
「『ギャラリーフェイクの効果をサンアンドムーンの刻印がプロテクトしている』」
クラピカ「死後、より強まる念か。それ自体無い話ではないな」
ヒソカ「だがそれはあり得ない」
「ボクは自爆後の人形の肉片を目で追った。そうすると・・・」
代わりに答えるクラピカ「消えていない」
頷きつつ続けるヒソカ「刻印が合わさり、爆発が起こって刻印が役目を終えても、コピ
ー人形の肉片は消えずに残っていた」
「ギャラリーフェイクの効力を維持してたのは刻印では無かったわけだ 」
「協力者はコルトピだけじゃない。僕の左手が吹き飛ばされた場面、あのとき起爆役の
人間はブラックボイスで操られていた」
クラピカ「そうだったのか。だがおかしいな。さっきの説明ではオーダースタンプとブ
ラックボイスでは栞を発動できず併用できないはず」
ヒソカ「そのとおり。だからあのときブラックボイスを発動させていたのはシャルナー
クなんだよ」
クラピカ「まさに『狩り』・・・」
ヒソカ「危うく狩られるところだったよ。タイマンなんてのは儚い夢だった♦邪魔をし
た二人は既に始末したけどね♥」
クラピカ「とにかく映像は用意した、こんなことで本当に協力してくれるのか。」
ヒソカ「二言は無いよ。君は僕が教えた(売った)団員の能力を覚えているかな」
クラピカ「忘れるはずがない」
ヒソカ「ちょっと気になる場面が他にもあってね♦」
鳴り響く電話
第10王子(カチョウ)から第11王子(フウゲツ)に対する直電
■旅団が陰謀に巻き込まれる!?ꀊ
ハンターハンター(HUNTER HUNTER) 360 ネタバレへ続く!!
さらに情報入り次第更新予定!!