以下轉日本經濟新聞
関西を中心に運航する格安航空会社(LCC)大手のピーチ・アビエーションは今年夏
にも羽田空港へ乗り入れる。国土交通省も認可する方針で、国内のLCCでは初めて羽
田空港の国際線枠を使い、台北線を就航する。都心に近く、利便性の高い羽田に低運賃
が武器のLCCが乗り入れれば航空会社の競争が広がり、日本を訪れる外国人旅客の増
加にもつながりそうだ。
ピーチ・アビエーションは今夏にも羽田空港へ乗り入れる
ピーチは全日本空輸系のLCCで、関西国際空港と那覇空港を拠点に国内、国際路線
を展開してきた。新たに羽田─台北(桃園)線を週7便就航する方向で同省と調整を進
めている。出発時間は午前2~3時台となる見通しで、運賃は大手航空会社の半分から
3分の1程度になりそうだ。
国交省はビジネス路線を手がける大手を羽田、レジャー路線が中心のLCCを成田へ
誘導し、すみ分けている。羽田では深夜早朝の時間帯(午後11時~午前6時)に設定さ
れた1日40便分の発着枠のうち、現在は26便分しか使われていない。LCCの運航便は
香港エクスプレス航空の羽田─香港線などに限られ、発着容量にゆとりがある。
羽田は国内のほかの空港より割高な着陸料が就航の妨げとなっており、国交省は深夜
枠の利用を促すため、昨年11月から着陸料を割り引く支援策を実施。就航1年目は50%
、2年目は30%、3年目は20%下げている。ピーチはこの割引制度を使って羽田へ乗り
入れる。
国交省は深夜枠を有効活用し、日本を訪れる外国人旅客を増やすためにも、ピーチの
乗り入れを認めることにした。
ただ羽田の国際線が増えれば成田発着の国際線が減り、成田の地盤沈下を招く可能性
がある。国交省はLCCへの羽田発着枠の全面開放には慎重で、今後は一定の制約をか
けることも検討する。
国交省は首都圏のLCCの拠点空港は成田と位置付けており、成田発着便の国内線の
うち、LCCの割合は約6割にのぼる。4月にはLCC専用ターミナルの利用を始め、
一段の路線誘致に力を入れる方針だ。
ピーチも成田を関空、那覇に続く第3の拠点空港とし、3月には福岡線と新千歳線を
就航する予定。羽田、成田を足がかりに首都圏市場へ本格参入する。同社は必要な機長
を確保できず、2014年夏に運航便数を計画より2割減らした。首都圏参入で自宅が東京
周辺にあるパイロットの採用もしやすくなるとみている。
すでに日本航空系のジェットスター・ジャパンや全日空系のバニラ・エアは成田に拠
点を置き、国内線と国際線の双方で路線を増やしている。ピーチの路線が増えれば、空
港間ですみ分けてきた垣根は一段と低くなる。運賃競争を通じて手軽に旅行を楽しみや
すくなるほか、日本を訪れる外国人旅客の増加にも寄与しそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H7T_V10C15A1MM8000/
Peach預計今年夏天將飛羽田-桃園一週7班
出發時間凌晨2-3點,大家有福啦~