新聞來源:http://www.sankei.com/life/news/151111/lif1511110022-n1.html
観光列車「流氷ノロッコ号」が来冬廃止 赤字も原因 JR北海道
JR北海道が、冬季にオホーツク海沿岸の釧網線を走る観光列車「流氷ノロッコ号」(
網走-知床斜里)を、今冬を最後に廃止する方針を固めたことが11日、分かった。牽
引するディーゼル機関車が老朽化し、必要な数の確保が難しいと判断した。
JR北海道関係者によると、ディーゼル機関車は主に冬は除雪に使い、残った機関車
を流氷ノロッコ号に充ててきた。すべて国鉄時代の製造で30年以上が経過しており、
本年度末から順次廃車にする。維持費もかかり、赤字となっていることも廃止の一因と
いう。
流氷ノロッコ号は平成2年に運行開始し、年間2万人前後が利用。今冬は来年1月3
0日から2月28日まで1日2往復を予定している。