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桐谷美玲、中身は 65歳の異色ヒロインに“合格” 『スミカスミレ』連ドラ化
女優の桐谷美玲(25)が、1月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『スミカスミレ』
(毎週金曜 後11:15※一部地域を除く)に主演することが18日、わかった。少女漫画
原作の主演映画『ヒロイン失格』が興行収入23億円超えのヒットを飛ばす中、1月から
の連ドラも『Cocohana』(集英社)で高梨みつば氏が連載する少女漫画が原作。「桐谷
美玲史上、最高にピュアで一生懸命な女性だと感じていただけるよう、頑張って演じた
いです!!」と張り切っている。
桐谷が同局のドラマ作品に主演するのは、連ドラ初主演作『女帝 薫子』(2010年4
~6月放送)以来、6年ぶり。本作は、彼氏いない歴65年のヒロインが “誰にも言えな
い秘密”を抱えながらも、究極の初恋に、青春に、人生のやり直しに挑むファンタジー
ラブストーリーで、桐谷はある日突然、20歳の如月すみれとして若返る65歳の如月澄を
演じる。
「自分が65歳になるなんて、これまで想像したこともありませんでした!」と桐谷。
体は20歳でも、中身は 65歳という異色のヒロインを演じるにあたり、「65歳の感覚で
話している時にポロッと出てくる言葉や文化を勉強するなど、今回はこれまで多かった
等身大の役以上に準備することがありそうです。今は撮影に向けて口調や声のトーン、
その年代の方々の口癖を探っている最中。母親や祖母など、身近にいる年上の女性を観
察しながら、研究していきたい」と役作りに余念がない。
「一個人としての感覚や性格も、私自身とは違う役どころなんです。初挑戦の要素が
多く、今はまだ不安も大きい反面、どんな新しい表現ができるのか楽しみです」と意気
込んでいる。
ドラマでは、原作ない新キャラクターなどの独自の要素も加えながらストーリーを展
開。澄がたった一人の身内である母を亡くし、人生をやり直したいと願うところからス
タートし、突然、家の屏風から飛び出して人の姿になった化け猫・黎(れい)の謎めい
た力によって、20歳の姿へと生まれ変わる。行きたくても行けなかった憧れの大学での
生活、同じゼミの好青年・真白勇征との恋…、すみれという新たな名とともに、彼女は
青春をやり直していく。
本作の主人公・すみれ=澄のように「人生をやり直したいと思ったことはまだない」
という桐谷だが、「高校時代から仕事をしていた関係で、『青春してますっ!』みたい
な感じを味わい切れなかったので(笑)、今回はすみれ(澄)と一緒に思いっきり青春
を楽しみたい」と期待をふくらませている。