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櫻井翔「凄く光栄」車いすバスケ選手役で2年ぶりドラマ主演
リオ・パラリンピックがブラジルで7日(日本時間8日)に開幕し、障がい者スポー
ツに注目が集まる中、嵐の櫻井翔(34)が車いすバスケの選手役でドラマ主演するこ
とがフジテレビから発表された。来年新春放送の同局スペシャルドラマ「君に捧(ささ
)げるエンブレム」。2000年シドニー大会から4大会連続でパラリンピックに出場
した、車いすバスケ元日本代表でアシスタントコーチの京谷和幸さん(45)をモデル
にした役を演じる。
番組などの関係で障がい者スポーツを何度も取材してきた櫻井は「いろいろ思うとこ
ろや伝えたいと思うことが ある」と強調。「ドラマという表現の中で、スポットライ
トを当てることができるのは凄く光栄」としている。
ドラマの主人公は交通事故で脊髄を損傷する大ケガを負い、車いす生活を余儀なくさ
れた元Jリーガー。絶望の中、車いすバスケと出合い競技を開始。困難に立ち向かう主
人公の姿と温かく支える妻との夫婦愛を描く。ドラマ制作に当たり、5年間にわたって
京谷さんを取材したという。
櫻井は車いすバスケを経験したことがあり「タイヤの焦げるときの音、ぶつかる衝撃
など、バスケットボールとは違う魅力が詰まっているスポーツ」と説明。一方で「めち
ゃくちゃ難しい」とも明かす。撮影では実際にプレーする予定で「きちんとしたレベル
まで持っていかなくては、ということですね。正直、ちょっと不安…、まずいなぁ」と
率直な思いを吐露。早ければ今月末に予定される収録入りまで、専属コーチに付いて数
週間にわたって練習する。
ドラマ主演は同局「大使閣下の料理人」以来、約2年ぶり。「久しぶりのドラマとい
うことで非常に楽しみ。人間ドラマ、そして車いすバスケの迫力と、骨太な力強い作品
になると思います」とアピールしている。