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三浦友和、リストラされて就活!17年ぶり連ドラ主演で新境地
俳優、三浦友和(64)が来年1月スタートのテレビ朝日系「就活家族~きっと、う
まくいく~」(木曜後9・0)で17年ぶりに連続ドラマに主演することが9日、分か
った。家族全員が就活することになる物語で、妻を黒木瞳(56)、長女を前田敦子(
25)、長男を工藤阿須加(25)が演じる。就活をテーマに働くことを問う作品で、
三浦は「共感していただけるところの多い作品になるのでは」と胸を張った。
圧倒的な存在感で映画にドラマに引っ張りだこの三浦が、2000年のテレビ東京系
「それぞれの断壁」以来、17年ぶりの連ドラ主演に挑む。
「就活家族」は、平穏だった家族の日常がふとしたことで狂い始め、そろって就職活
動をすることになるホームドラマ。三浦は、ある出来事を機にリストラされてしまう大
手企業のエリートサラリーマンを演じる。
実生活では妻に元歌手の山口百恵さん(57)、長男に歌手で俳優の三浦祐太朗(3
2)、次男に俳優の三浦貴大(31)を持つ芸能一家の大黒柱であり、ドラマなどでも
真面目で堅物なイメージの役が多いが、今回は情けない一面も披露。「いい意味でみな
さんを裏切るような主人公を演じたい」と気合たっぷり。
就活する主人公には、「どんな職業・立場の人にも等しくこういう状況はあり得ると
思いますし、今は終身雇用の時代でもないわけですから、見ていただく方々も身につま
される部分があるかもしれないですね」と分析し、「一見シリアスなテーマですが、ユ
ーモラスに描いていければ」と意気込む。
妻役の黒木とは、04年のディズニー映画「Mr・インクレディブル」の日本語吹き
替え版で夫婦役を演じており、実写では初だが、息はピッタリ。黒木は「“長年連れ添
った夫婦感”を出せれば」と意欲を見せる。
「人にとって仕事とは? 働くとは?」を問う同作。終身雇用制の崩壊や、非正規雇
用の増加など、雇用形態の多様化が進み、仕事に対する意識が変わりつつある昨今に一
石を投じるドラマとなりそうだ。