山崎育三郎、ドラマ初主演は「大きな挑戦」 新たな毒舌ヒーロー誕生の予感
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ミュージカル界のトップスター・山崎育三郎が、7月期のテレビ朝日系金曜ナイトド
ラマ『あいの結婚相談所』(毎週金曜 後11:15~深0:15※ 一部地域で放送時間が異
なる)でドラマ初主演を務めることがわかった。2010年6月~16年にかけて『ビッグコ
ミックオリジナル増刊号』(小学館)で連載された原作・矢樹純氏、作画・加藤山羊氏
の同名コミックを映像化。“成婚率100%”の結婚相談所所長、藍野真伍を演じる山崎
は「この作品は大きな『挑戦』です。今までにない、日本の新しいドラマの誕生を楽し
みにしていてください」と意気込む。
「金曜ナイトドラマ」枠史上初の“結婚”ドラマが登場。「生涯未婚率」(50歳まで
一度も結婚したことがない人の割合)が過去最高を記録(2017年4月発表)する中、「
愛とは? という普遍的なテーマに、チャレンジングな切り口」(竹園元プロデューサ
ー)で挑む本作。入会金200万円、成婚率100%の結婚相談所が“あらゆる手段”を用い
て依頼者の願いを成就させる。「愛の成就のヒント」もふんだんに散りばめていく。
山崎が演じる藍野のキャラクター設定はかなり強烈。元動物行動学の准教授で、あら
ゆる動物や昆虫の生態に詳しく、動物・昆虫のフィギュア集めが趣味。依頼者に対して
常に横柄な態度をとり、「言葉を選ばずに言うと…」と遠慮なく切り込む。時に冷淡な
印象を与え、周囲の神経を逆なでする言動も多い。それでも、動物行動学の研究を活か
した独自のカウンセリングにより、一見結びつくことなどなさそうなカップルも最後に
は結婚へと導いてしまう。
新たな毒舌ヒーロー誕生の予感に、山崎も「藍野は、一見掴み所がなくミステリアス
に感じますが、とても魅力的な役なので、どのように役と向き合うか今からとてもワク
ワクしています。連続ドラマの主演は今回が初めてなので、プレッシャーや緊張もあり
ますが、自分らしく、自分にしかできない藍野を作りたい」とやる気十分だ。
藍野の相談所でアシスタントを務める“ヒロイン”シスターエリザベス役には女優の
高梨臨が決定。修道服に身を包んだシスターであるにもかかわらず、依頼者がイケメン
だとすぐに惚れ込んでしまう。最終的に藍野がカバーして事なきを得るが、それゆえに
藍野に昆虫並みの頭脳などと揶揄(やゆ)されても言い返すことができないでいる。
高梨も「ぜんぜんシスターっぽさは出てこないシスター役ですが(笑)、自分がこれ
まであまり演じたことがない新しいキャラクターなんです。たくさんツッコミを入れた
り、コミカルな部分もあって、そこは自分の中でも演技をする上での挑戦だと思ってい
ます」と話している。