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キムタク、ボディーガード役 自身も依頼経験あり「リアリティーどう描くか」
元SMAPの木村拓哉(44)が、来年1月にスタートするテレビ朝日の連続ドラマ
「BG~身辺警護人~(仮)」(木曜後9・00)に主演し、ボディーガード役に初挑
戦する。
同作はオリジナル作品。主人公は民間警備会社のボディーガードとして働く男。ある出
来事をきっかけに工事現場の警備員になっていたが、ボディーガードに復帰。同僚や警
視庁のセキュリティーポリス(SP)、依頼人らの思惑が交錯する中、任務を遂行して
いく姿を描く。
木村はこれまで主演ドラマで美容師、検事、パイロットなどさまざまな役柄に挑戦。
その職業の志望者が直後に急増するなど、社会現象を起こしてきた。今回のボディーガ
ードは公的組織のSPと違い、殺傷能力の高い武器を持てず、反撃することもできない
が、命懸けで依頼人を守り抜く。ストイックで献身的な新ヒーロー像として注目を集め
そうだ。
ボディーガードという題材について、木村は「なるほど、そうきたか!という意外性
がありました」と語る。自身が依頼する機会もあり「何も起きないことが100点満点
」の仕事と知っているだけに、「このリアリティーをドラマでどのように描いていくの
か…非常に難しいところだと思うので、意外性を感じました」と明かす。
12月上旬にクランクイン。今後、ボディーガードについての研修を受けるなどして
役作りする。「普通に暮らしている人たちには遠い存在、無関係な世界と思いがちかも
しれませんが、決して特別な存在なわけではないということを、伝えられたら」として
いる。
脚本は「昼顔」の井上由美子氏 キムタクとは13年ぶりタッグ
テレビ朝日の連続ドラマ「BG~身辺警護人~(仮)」の脚本はフジテレビのヒット
ドラマ「昼顔」などで知られる井上由美子氏。木村拓哉(44)にとって、パイロット
を演じた「GOOD LUCK!!」(03年)、レーサーを演じた「エンジン」(0
5年)以来のタッグとなる。
木村は「今回も井上さんが作ってくださる世界の中で、存分に(主人公の)章という
男を担っていきたい」と話している。