ディーン・フジオカ、“裸NG”で現場混乱
2018年4月9日 5時58分 デイリー新潮
NHK朝ドラでのブレイクから3年。俳優、ディーン・フジオカ(37)の人気に衰えは感
じられない。だが、ご自身は、身体の衰えが気になるのか。近頃は、“裸”の露出にNG
を連発。映画やドラマの制作現場を混乱させているという。
まずは、ドラマの現場から。4月開始の新ドラマ「モンテ・クリスト伯 華麗なる復
讐」(フジ)は、アレクサンドル・デュマ原作。冤罪で15年間投獄された主人公を演じ
るディーンが、獄中生活を終え、復讐劇を繰り広げるという内容だ。
「大コケ続きのフジとしては、相当力を入れていますが、実は、ある注文がディーン側
から入ったのです」
と言うのは、放送記者。
「それは、“裸のシーンはNG。番組宣伝でもグラビア取材はダメ”というものだったそ
うです。彼の右腕には獅子のタトゥーが入っているため、見せたくないというのが理由
でした。ただ、彼がタトゥーを入れていることは、すでに報じられているどころか、自
身のSNSに画像を載せていたこともあるのです」
いまさら、何にこだわっているのか、不思議でならないというわけである。
困惑したという声は、映画の現場からも上がっていた。5月に公開となる「海を駆け
る」は、インドネシアの海岸に漂着した謎の男が、周辺で奇跡や事件を起こしてゆくと
いうファンタジー。ディーンは主人公の男を演じている。
“太っているから”
スポーツ紙記者が言う。
「映画は、ディーンが裸で海岸に漂着するというシーンから始まります。その場面で、
所属事務所が“替え玉”つまり代役にしてくれと言ってきたそうです」
今回の“裸NG要請”について所属事務所は、「そのような事実はありません」と回答
。また、フジテレビは、「制作の詳細はお答えしていません」と答える。だが、
「替え玉要請があったのは、間違いありません」
と声を潜めるのは、映画業界関係者だ。
「しかも、その理由は、“鍛え抜かれた体ではなく、太っているから見せられない”と
いうことでした。重要なシーンですから、制作サイドはディーン側を説得したものの、
折り合いがつかず、結局、一部、替え玉にしたというのです。実際、完成した映画を見
ても替え玉にしようがしまいが、何ら影響はないように感じたのですが、それでも彼は
裸NGにこだわったのです」
映画配給元の担当者は替え玉の事実は認めつつも、太ったことによる代役起用につい
ては一切なかったと否定し、「監督もそのような理由での“替え玉”撮影に応じる方で
はありません」。
では、なぜ裸NGなのか。芸能関係者が解説する。
「彼は、昨年から俳優だけでなく、情報番組に不定期出演して、社会問題のレポートな
どに手をひろげています。ゆくゆくは社会貢献や環境問題に取り組み、キャリアアップ
を図ろうとしているのです。そこへタトゥーや裸を出すことはマイナスだと考えたので
しょう。別に彼が太っているなんて誰も思わない。本当に鍛えていないというのがNGの
理由なら、役作りが出来てないことになり、俳優として問題ですよ」
ヘンにこだわると、本業を失いかねない?
「週刊新潮」2018年4月5日号 掲載