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『下町ロケット』続編の追加キャスト発表 土屋太鳳、竹内涼真らも続投「中小企業の
底力を」
俳優の阿部寛が主演し2015年10月期に放送されたTBS系連続ドラマ日曜劇場『下町ロ
ケット』の続編が、10月より放送。阿部演じる佃航平社長が率いる佃製作所メンバーと
して立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩らが引き続き演じること
が発表されていたが、佃の娘・莉菜役の土屋太鳳、佃製作所の若手エースとして活躍す
る立花洋介役に竹内涼真らも続投することが明らかになった。
前作は最終回の平均視聴率が22.3%を記録し、2015年度放送のドラマで1位に輝いた
大ヒット作(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。『第2回コンフィデンスアワ
ード・ドラマ賞』作品賞や『東京ドラマアウォード2016』連続ドラマ部門優秀賞などを
受賞している。今回は、第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤氏の小説『下町ロケ
ット』シリーズの第3弾『下町ロケット ゴースト』(小学館)を原作に、佃製作所メ
ンバーの新たな戦いが幕を上げる。
佃製作所で数少ない女性エンジニアとして活躍する加納アキ役の朝倉あき、佃の元妻
で、かつて佃が在籍していた宇宙科学開発機構の研究員・和泉沙耶役の真矢ミキ、帝国
重工の宇宙航空部本部長・水原重治役の木下ほうかも引き続き出演。佃製作所の命運を
一身に背負って闘う敏腕弁護士・神谷修一役の恵俊彰、ライバル企業のイヤミな顧問弁
護士・中川京一役の池畑慎之介もしっかり登場。息子の佃と孫娘・利菜の3人で暮らし
ている佃和枝役の倍賞美津子も出演し、新シリーズを盛り上げる。
今回の出演を受けて、土屋は「あたたかな佃家で育ち、反抗し、悩み、決断した利菜
が、今回はどこで何を思い、何に挑戦していくのか、ワクワクさせていただく機会にも
う一度出会えていることが本当にうれしく、光栄です。そして、台本の冒頭に並ぶ錚々
(そうそう)たる方々のお名前の中に自分の名前を見つけ、あらためて緊張もしており
ます。利菜としてだけでなく、私自身も女優として見守っていただいた『下町ロケット
』と「日曜劇場」。学びつつ恩返しをしたいと思います」とコメント。真矢も「『下町
ロケット』が3年ぶりに帰ってきます。今回のテーマは『宇宙(そら)から大地へ』。
一度演じた役ではありますが、私も思い新たに役を生きたいです」と意気込んだ。
一方、竹内は「3年ぶりにまたこのチームに呼んでいただけたことを大変うれしく、
そして誇りに思います。3年前の撮影現場は日々緊張の連続でした。ですが、今回は堂
々とカメラの前に立ち、役柄同様成長した姿をお見せしたいと思っています。観ている
方々にものづくりの素晴らしさ、中小企業の底力を感じていただき、また明日から頑張
ろうと思える作品になるよう、佃社長を信じて撮影を頑張っていきます」と気合十分。
倍賞も「3年ぶりにキャスト・スタッフと再会して仕事が出来るのを今から楽しみにし
ています。家族のシーンでは、また3人でおいしいご飯が食べられるのがうれしく、団
欒(だんらん)している雰囲気が伝わればと思います」と呼びかけている。
プロデューサーの伊與田英徳氏は「前シリーズでは、とても豪華なキャストの方々に
多く出演していただきました。今回、新シリーズの制作にあたり、正直再び同じメンバ
ーが集まるのは難しいのではないか…と不安もありましたが、皆様に続投していただけ
ることになり、大変うれしく思います。どのキャラクターが欠けても『下町ロケット』
は完成しません」と熱いメッセージを寄せた。
今作で大きな鍵を握る、殿村の実家である米農家の撮影は、新潟県燕市で大規模ロケ
を敢行することが決定。ドラマに併せ、田植えや稲刈りを実施するなど、ロケと連動し
たイベントも予定している。