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中谷美紀が国際結婚、ドイツ出身50歳ビオラ奏者と2年間の遠距離恋愛実らせた
女優の中谷美紀(42)が、ウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニ
ー管弦楽団でビオラ奏者を務めるドイツ出身のティロ・フェヒナー氏(50)と結婚した
ことが26日、スポーツ報知の取材で分かった。2年間に及ぶ遠距離恋愛を実らせ、国際
結婚した。関係者によると、時期は非公表という。中谷は幸せいっぱいの2ショット写
真と直筆の手紙を寄せ、喜びの心境を語った。
【写真】中谷美紀が主演舞台「黒蜥蜴」でみせた妖艶な美貌
トップ女優として走り続けてきた中谷が、海を越えて結ばれることになった。中谷は
この日、スポーツ報知に「音楽家ティロ・フェヒナー氏と結婚の運びとなりました」と
直筆コメントを寄せた。「オーストリアを拠点にビオラを奏でる彼と、演じる者として
日本を主戦場とする私は、互いの文化に敬意を払いつつ、共に齢(よわい)を重ねて参
りたいと存じますので、あたたかく見守っていただけましたら幸いです」と思いをつづ
った。
関係者によると、挙式・披露宴は行わない。結婚後も、これまで通り精力的に仕事を
続けていく。交際をスタートさせて以降、欧州に活動拠点を移したが、変わらず仕事の
度に日本を訪れるスタンスを取る。
出会いは2016年10月だった。小澤征爾氏(83)、ズービン・メータ氏(82)が指揮を
務めた東京・サントリーホールの30周年記念ガラ・コンサートのため、フェヒナー氏が
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の一員として来日。その際、知人を通じて知り合
った。中谷は語学が堪能でクラシック好き。英語でコミュニケーションを図り、意気投
合。ほどなくして交際に発展した。
1月に舞台「黒蜥蜴(とかげ)」に主演。2組の夫婦が翻弄されていく様子を描いた4
月期のTBS系連続ドラマ「あなたには帰る家がある」では、仕事復帰した主婦役を好演
した。来年も出演作を控え、充実の日々を送る。結婚を機に、演技にも美貌にも一層の
磨きがかかりそうだ。
フェヒナー氏は音楽一家のもとに育ち、ベルリン芸術大学、ニューヨークのジュリア
ード音楽院で学んだ超エリート。ウィーンフィルの日本ツアーのため、今月24日まで日
本公演を行ったばかり。12月14日からは、ウィーンフィルとベルリンフィルの精鋭たち
による管弦楽アンサンブル「ザ・フィルハーモニクス」として来日公演が予定されてい
る。
同氏は世界3大オーケストラに数えられるウィーンフィルの奏者。世界を飛び回って
活動する多忙ぶりだが、中谷は仕事のない時期に欧州に渡り、献身的に彼を支えた。「
数々の偶然が重なって」と、運命的な出会いだったことを表現。交際中の様子について
「芸術を愛し、自然に親しみ、旅を楽しむ心を分かち合うことで絆を育んで参りました
」と明かした。