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高畑充希、10月連ドラで“忖度できない”ヒロイン役 『カホコ』制作陣が再集結「新
しい挑戦の連続」
女優の高畑充希が10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『同期のサクラ』(毎週水
曜 後10:00)に主演することがわかった。自身が主演し、続編も放送されるほど人気
を博した2017年7月期『過保護のカホコ』を手掛けた脚本家・遊川和彦氏ら制作チーム
が再び集結。高畑は過疎の離島で育ち、夢のためには、どんな障害にも自分を曲げない
、忖度できない主人公・サクラを演じ、サクラの駆け抜けた10年間を、1話ごとに1年ず
つ、描いていく。
遡ること10年前の2009年春。スーパーゼネコンの最大手『花村建設』で精鋭たちが集
うこの大企業の入社式に、明らかに異彩を放つ田舎者丸出しの新入社員がいた。その名
はサクラ。彼女は『故郷の島に橋を架ける!』という夢を語ることをはばからない。し
かし、新入社員研修で、「どうしても自分を貫いた」ことで、会社人としての歯車が徐
々に狂い出す。
どんなことにも、真正面から向き合うこと。それが「今を生きること!」。出会った
時は、関わりたくないと思ったけれど『夢』のために何があろうと自分を貫くことの素
晴らしさを教えてくれた、“同期のサクラ”そして、サクラが夢や愛する人を失い、絶
望の淵に沈んだ時、同期たちが立ち上がる。絶対に夢をあきらめないサクラと、彼女を
見守った同期たちとの10年間に及ぶ記録を映し出す。
「生まれ育った離島に橋を架けたい!」という夢だけをもって、東京の大手建設会社
に就職したサクラは同期全員が何か「強い想い」を抱いて仕事をするものだと思い込ん
で上京してきたのに、実は全くみんな違っていることに驚き、戸惑う。しかしどんなこ
とがあっても“忖度”しない、ニューヒロイン・サクラ。高畑は「『変わっていくこと
が大人になること』って言われがちですが、『大人になるって何なんだろう?』、『変
わらないって何だろう?』『変わるって何だろう?』というのを繊細に描いていければ
と思っています」と展望する。
自身のヒット作の制作チームが再び顔を揃えることに「信頼できる方々と、またご一
緒させていただくことが出来て大変光栄です。よく知っているチームの皆さんとやるか
らこそ、新たに『飛び込んでいく勇気』をもって、ドラマを作っていけたらいいなと思
います」と意気込み。「私にとってもサクラは、新しい挑戦の連続になると思うので、
不安も恐怖もありますが、みんなで絶対に面白い作品にしようという気持ち満々で取り
組んでおりますので、ぜひ楽しみにしていただければうれしいです」と呼びかけている
。
『カホコ』や『家政婦のミタ』など数々のヒット作を手掛けてきた遊川氏は今回もオ
リジナルストーリーに挑戦。「このドラマは、人の成長を描くドラマですが、人は一体
いつ「大人」になるのでしょうか?『大人』になるとは何なのでしょうか?この主人公
は周囲の声など気にせず、10年間変わらない。そんな人間がどうなっていくのか?そん
な人間がいて欲しいという思いを込めて、作っていきたいと思います」と作品に込めた
想いを明かしている。