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桐谷健太×東出昌大、長身バディ誕生 福田靖氏のオリジナル“事件もの”
俳優の桐谷健太と東出昌大が、テレビ朝日系木曜ドラマ枠の新作『ケイジとケンジ
所轄と地検の24時』(1月スタート、毎週木曜 後9:00)でダブル主演を務めることが
明らかになった。“刑事”と”検事”がタッグを組み、港町・横浜を舞台に仲良くケン
カしながら難事件に挑む、志(こころざし)も身長も高い、新たなバディ像を生み出す
。
【写真】映画 『GONIN サーガ』のキービジュアル
脚本は、『HERO』や『ガリレオ』(フジテレビ)、大河ドラマ『龍馬伝』、連続ドラ
マ小説『まんぷく』(NHK)などのヒット作を手がける福田靖氏によるオリジナル。
服部宣之プロデューサー(テレビ朝日)は「“事件”が主役の物語ではなく、脚本家
・福田靖さんならではの、『出世したい…』『女性にもモテたい…』『正義のヒーロー
にもなりたい…』、人間味あふれるキャラクターの刑事と検事の物語。罪を犯すのも人
間で、それを捕まえるのも、裁くのも同じ人間…。このドラマの主人公たちはまだまだ
発展途上の二人で、時に失敗もあります。だからこそ、描ける“真実”や“正義”を、
今回のドラマではお届けしたいと思っています」と、説明する。
桐谷が演じるのは、神奈川県警の刑事・仲井戸豪太。元体育教師で、走り出したら
止まらない昔かたぎの刑事。コンプライアンスなんて「?」状態で、「とにかく犯人を
逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる男。
一方、東出が演じるのは、横浜地方検察庁の検事・真島修平。東大卒のエリートで、
頭脳明晰すぎて逆にズレている(!?)。「犯罪者を裁くための一番の社会正義は、起訴
すること。そのために証拠を集める刑事は、検事の“駒”である」と考える男だ。
そんな“ツッコミどころだらけの発展途上”な2人が、一つの事件をきっかけに交わ
りだし、“個々の正義感”をたぎらせながら数々の事件に立ち向かうことに。「所轄と
地検の知られざる世界を、そこに集う個性豊かな面々と共に、コミカルに、時にサスペ
ンスフルに描いていきます」(服部プロデューサー)。
桐谷は「“演じる”という感覚ではなく、本気で泣いて、笑って、叫んで、走って…
“豪太として生きたい”です。彼の根底にある『世の中を明るく元気にしたいし、自分
もそうでありたい』という強い思いが視聴者に伝わって、皆さんも元気になってくれた
らうれしいです!」と、やる気満々。
テレビ朝日のドラマ初出演の東出は「この作品を機に新境地を拓けるのではないか…
と楽しみで仕方ありません。僕も一時期、大学の法学部に通っていたので、六法全書も
持っていますし、その重さはわかっているものの、今や具体的な中身に関してはチンプ
ンカンプン(笑)。『僕自身も勉強しながら、頑張らねば!』と、自分を奮い立たせて
います」と、話した。
映画『GONIN サーガ』(2015年)で共演し、互いをよく知る2人。「この人間くさく
て愛らしいキャラクターにしっかりと血を通わせて、東出君との魅力的なやりとりを楽
しみたいです。共に全身全霊で切磋琢磨していきたい」(桐谷)。「本当に魅力的で大
好きな先輩なので、“これから一緒に戦っていく仲間”としても心強いです。そんな桐
谷さんに頼りながらも、僕自身も向こうを張れるように全力でぶつかっていきたいです
!」(東出)と、気持ちを高め合っている。