https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00000310-oric-ent
中村倫也、12年半ぶり連ドラ主演 東村アキコ原作『美食探偵─明智五郎─』実写化
俳優の中村倫也(33)が、4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『美食探偵 明智
五郎』(毎週日曜 後10:30)に主演することがわかった。中村の連ドラ主演は2007年
10月放送の『ハリ系』(日テレ関東ローカル)以来2度目、ゴールデン・プライム帯連
続ドラマは初となる。今作は『東京タラレバ娘』『海月姫』で知られる東村アキコ氏初
のサスペンス漫画『美食探偵─明智五郎─』(集英社刊『ココハナ』で連載中)を実写
化。中村は、容姿端麗だが超変わり者な美食家の探偵・明智五郎を演じる。
江戸川探偵事務所の探偵である明智はおいしい料理をこよなく愛する。端正な顔立ち
、優雅な物腰、そして抜群の推理力を持ちながら、独特の口調で周囲をかき回す。独特
なウェービーヘアと、ループタイがトレードマーク。実は一流デパート・扇屋百貨店社
長の御曹司といった個性的なキャラクターだ。
物語にはそんな彼に助手扱いされさまざまな事件に巻き込まれる移動弁当屋、小林苺
、そして明智と出会い、殺人鬼へと変貌する美女自称“マグダラのマリア”がメインキ
ャラクターとして登場。“探偵と殺人鬼”という対立関係であり、“惹かれ合う男女”
でもある明智とマリア。超美食家のイケメン探偵が、連続殺人鬼の真相とハートに迫る
。
大役を前に中村は「自らチャレンジして、苦労しながら楽しむということを率先して
やっていければと思います。とはいえ、年齢を重ねるとともに、一人が背負うことがで
きるモノには限りがあると分かってきました。気負い過ぎて、いっぱいいっぱいになっ
てしまったら、元も子もないので、そこは大人として周りの皆さんに上手く甘えられた
らと思っています」とコメントする。
独特のキャラクターのイメージを固めるため衣装のスーツの生地選びにも自ら参加。
衣裳部や制作スタッフと共にオーダーメイドで作り上げた。中村は「原作を読ませてい
ただいて、ようこんな見目麗しい、整った役を薄顔の男に持ってきたな…と」と苦笑し
つつ「出来る限りの工夫とあふれんばかりのパッションでなんとか乗り切ろうと思って
います」と、やる気を燃やしている。
そんな中村に東村氏は「ハンサムで、クレバーで、ちょっと不思議な感じが明智役に
ぴったりです。楽しみです!」と太鼓判を押す。荻野哲弘プロデューサーは「役ごとに
クルクルと変貌する中村さんの『何をしでかすか分からない』存在自体がサスペンスな
魅力と、ディズニー映画の主題歌まで歌い上げてしまう艶っぽい声に、心から期待して
います。『笑えて、ドキドキして、時々泣ける』おいしいドラマを目指します」と展望
。「それぞれの素材の味が中途半端にならず際立つよう、スタッフ・キャストの皆さん
と精一杯調理しますので、是非ご賞味下さい!」と呼びかけている。