作者:
ericyi (BIG HAND)
2020-09-10 04:45:42https://news.yahoo.co.jp/articles/7b27c1ec0e08cb0b7c771268db1a54efaad39959
鈴木保奈美、柴咲コウの母親役 遊川和彦ドラマに初挑戦「まっさらな気持ちで挑みま
す」
女優の鈴木保奈美が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『35歳の少女』(毎週
土曜 後10:00)に出演すること決定した。1995年に不慮の事故によって10歳で長い眠
りにつき、25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”今村望美(柴咲コウ)の母・時岡多恵を
演じる。
【写真】”35歳の少女”を演じる柴咲コウ
『家政婦のミタ』『同期のサクラ』などの遊川和彦氏が脚本を手掛ける同ドラマは、
『○○妻』以来、5年ぶりに柴咲と遊川氏がタッグを組み、新たに挑むオリジナル作品
。すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、柴咲演じる主人公の
“時をこえた”成長物語。
望美の初恋の相手・広瀬結人を坂口健太郎が演じ、望美の妹・時岡愛美を橋本愛、父
・今村進次役には田中哲司、進次の再婚相手、今村加奈役に富田靖子、その引きこもり
の連れ子、今村達也役に竜星涼が演じることがすでに発表されている。
時岡多恵は、望美の事故後、夫の進次と離婚し、2人の娘を女手ひとつで育ててきた
。25年間望美の介護を続ける一方で、保険の外交員として働きづめ。家族の中心で、み
んなに降り注いでいた笑顔は消え、頼れるのは、自分だけになってしまった。「いつか
、娘が目覚める」ことだけを信じて生きてきたが、その夢が叶った時、彼女の時計は、
別の方向に動き始める…という役どころ。
遊川氏の作品には、初出演となる鈴木は「大好きなドラマがいくつもある、遊川作品
。お話をいただいたときは本当にうれしかったのです。が、観ると演るとは大違い。大
変です。自分を鍛え直す場を与えられたことに感謝して、まっさらな気持ちで挑みます
」と意気込み。
「柴咲さんと共演させていただくのは初めてです。望美ちゃんは、こりゃまた大変な
難役です。けれど疑いようもなく、柴咲さんは見事に演じ切られることでしょう。彼女
のその過程を一番近くで見ることができるなんて、なんという幸せ。バラバラになって
しまった家族がどう向き合い、どう再生していくのか。フィナーレを迎える頃、役の上
でも、キャスト、スタッフの皆さんとも、戦友のようになっていられたらいいな、と思
います」とコメントしている。
日本テレビ情報・制作局の大平太プロデューサーは「25年間、愛する娘の生還を信じ
、看病し続けた母親。保奈美さんにお願いするのは、信念の人・多恵です。25年前、僕
は、まだドラマのAD(アシスタントディレクター)として、撮影現場で、叱られてばか
りいました」と回顧。
「一方、保奈美さんは、人気ドラマの主演女優として、テレビの中でキラキラ輝く憧
れの方。初めてご一緒できるのは、とても光栄なことです」と明かしつつも「ただ、多
恵は、これまでの僕が持っていた保奈美さんのイメージとは違います。四半世紀の間、
自分だけを信じ、たった1人で闘っているうちに、笑顔も、人に頼る心も無くした鉄の
ような女性。多恵が、もう一度、家族に囲まれて最高の笑顔を見せるシーンを、保奈美
さんと一緒に作れる日を楽しみにしています」と力を込めている。