2023年大河ドラマ(第62作)
〈古沢良太 × 松本 潤〉令和版 NEW “徳川家康”!
大河ドラマ どうする家康
今、最も期待される脚本家のひとり・古沢良太が、新たな視点で、 誰もが知る歴史上の
有名人・徳川家康の生涯を描く。
ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語
国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、 今川家の人
質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし──
三河みかわ武士の熱意に動かされ、弱小国の主あるじとして生きる運命を受け入れ、 織
田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。
待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ! 計算違いの連続! ガマンの限界!
どうする家康!
後ろ盾もなく、豊かな国土もなく、あるのは個性派ぞろいの家臣団だけ
豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者つわものたち
希代のストーリーテラー・古沢良太の手による、 ハラハラドキドキ、スピード感あふれ
る波乱万丈のエンターテインメント
一週間の始まりにふさわしい、夢と希望にあふれた第62作大河ドラマ
主演:徳川家康 役 松本 潤
出演にあたって
松本 潤
初めに聞いたときはビックリしました。
自分に大河のオファーが!?
しかも誰もが知っている、あの家康を!?
脚本が僕も大好きな古沢良太さん!!
しかしうれしかったのと同時に、大きな不安も感じました。
そんな大役を自分が務め上げられるのかと。
初めにこの話を聞いたのは昨年の11月。
嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きな事を決め
ることはできないと思い、結論を待っていただきました。
スタッフの皆さんには本当に感謝しています。
そして年が明けてから今一度考えました。
嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大
きな挑戦はありません。
また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい
。
古沢さんの考える家康像はとても斬新です。
今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています。
そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じら
れたらと思います。
日曜の夜を大河ドラマが好きな方はもちろんのこと、若い世代の皆さんにも楽しんでいた
だけるようなエンターテインメントをお届けできるよう一所懸命やらせていただきたいと
思います。
楽しみにしていてください。
執筆にあたって
古沢良太
誰もが知る戦国の覇者。今さら大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらいの超ベタ
な偉人。なのに信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあ
げく棚ぼたで天下が転がり込んできたイメージだから?
しかしそれこそが、私が家康に惹ひかれる理由です。
カリスマでも天才でもなく、天下取りのロマンあふれる野心家でもない、ひとりの弱く繊
細な若者が、ただ大名の子に生まれついた宿命ゆえに、いやが応にも心に鎧よろいをまと
わされ、必死に悩み、もがき、すべって転んで、半ベソをかきながらモンスターたちに食
らいつき、個性的な仲間たちとともに命からがら乱世を生き延びてゆく。それこそ誰もが
共感しうる現代的なヒーローなのではないか。
人生は、正解のない決断を「どうする?」と迫られることの連続でしょう?
そう提案させていただき、大役を仰せつかることになりました。
謙虚に、大胆に、プレッシャーを楽しんで書かせていただこうと思います。
主演の松本 潤さんは、華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像「
ナイーブで頼りないプリンス」にまさにピッタリ。
彼と一緒に、毎週ハラハラドキドキ泣いて笑ってともに駆け抜ける一年間をぜひお楽しみ
に!