https://news.yahoo.co.jp/articles/f929be3ddefcb57dae44f4b52fb03291279a659a
佐々木蔵之介『IP~サイバー捜査班』主演でサイバー捜査のスペシャリスト役 福原
遥&間宮祥太朗とタッグ
俳優の佐々木蔵之介が、7月1日スタートのテレビ朝日系木曜ミステリー枠『IP~サイ
バー捜査班』に主演すると3日、発表された。古都・京都を舞台にサイバー犯罪の脅威
×人間ドラマを融合させた斬新なミステリーを描く。
スマートフォンの普及やリモートワークの増加により、デジタル化に拍車がかかって
いる現在。サイバー空間は、日常生活の一部となっている。一方で、目に見えない世界
を悪用した犯罪も急増し、さまざまな手口を用いた詐欺などが横行。サイバー犯罪は身
近なものとなり、いつ被害に遭ってもおかしくない状況となっている。
『IP~サイバー捜査班』で活躍するのは、サイバー犯罪に立ち向かうべく、京都府警
本部が新たに設立したサイバー総合事犯係。ネット分析やプロファイリングなど最先端
の機器とスキルによる捜査支援を主とした部署に、現場捜査+逮捕権を付与した画期的
なチームとなっている。
しかし、優秀なエキスパートを集めて結成されたが、サイバー総合事犯係にまわって
くるのは、ネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な仕事ばかり。捜査権はあるものの
、立て割り組織である府警の中ではサポート係に甘んじるしかなく、総事係=お掃除係
と揶揄(やゆ)される、最先端でありながらちょっと残念な部署となっている。しかも
、主任の安洛一誠(やすみや・いっせい)はサイバー犯罪に関する知識も捜査スキルも
ピカイチなのに、超がつくほどのデジタル人間。「0か1で割り切れない感情に固執する
のは時間の無駄」と言い放つ変わり者で、ジャケットの代わりに“羽織”を身にまとう
、警察官らしからぬ男となっている。
物語は、そんな“お掃除係”に新人刑事・古宮山絆(こみやま・きずな)が配属され
てきたところからスタート。絆は亡き母が遺した1枚の写真から、安洛こそ自身の父親
かもしれないと考え、配属を希望。人間の感情に興味のない安洛と人情を重んじる絆。
父娘かもしれない2人がぶつかりあうことで、総事係に予期せぬ化学反応が発生。さら
に、裏で安洛について調べる元捜査一課の刑事の多和田昭平(たわだ・しょうへい)を
巻き込んで、三つ巴の人間模様が展開していく。
主人公・安洛一誠を演じるのは佐々木蔵之介。自身は「超がつくほどのアナログ人間
」だというが、専門用語満載の長せりふと格闘しながら、確かな演技力でキャラクター
を鮮やかに立体化。「サイバー捜査と聞くと一見、近寄りがたい感じがしますが、スト
ーリーはとても身近。アナログな僕でも『めちゃくちゃ面白いし、わかりやすい!』と
感じるので(笑)、見ていただいたら絶対に楽しめるはずです!」とアピールした。
安洛を自身の父ではないかと疑う新米刑事・古宮山絆を演じるのは福原遥。初挑戦と
なる刑事役に「絆は情に厚く正義感が強くて、一直線な性格。熱い部分は自分と似てい
るので演じていて楽しいです」という。また、間宮祥太朗が、“ある密命”を受けて動
く多和田昭平を演じる。間宮は元エリートである多和田に「スマートさ」が必要と考え
、「安洛主任が3手先のことを話しているとしたら、彼は1手先までは考えている、とい
う意識で存在するよう心がけています」と考察した。