[首播]20:00~21:30 [重播]23:30 [隔日]03:00/11:00/18:30 (六日另有重播)
孤独のグルメ Season4 (日本首播日期:2014年9月17日、24日)
第11話 大田区 蒲田の海老の生春巻きととりおこわ
井之頭五郎(松重豊)は久々蒲田駅にあるとある事務所に向かう。到着すると今日のク
ライアントの社長がまだ出先から帰っていなかった。応接室で待っていると、やや熟年
の事務員、白鳥美麗(伊佐山ひろ子)がお茶を持ってやって来た。「言われた通りにす
るなら、入社一年目の子でもできますよね…」白鳥はお茶を出した後もその場を離れず
、五郎の提案書を見ては、さも正論を言っている風に難癖を付け出した。
その自信あふれる言いように、さすがに五郎も自信をなくして来た頃、やっと社長が帰
って来た。五郎は自信なさげに提案書を見せるのだが…。無事商談したら腹が減って来
た。
蒲田の町を歩き回っていると、ふと「ベトナムふるさとの味」という文字が。「そそる
じゃないか…」五郎がその「THITHI」という店に入ると、お店の人もお客さんも皆ベト
ナム人。まるでベトナムに来たようだった。初めて来たのになにか懐かしい感じを受け
つつ、「海老の生春巻き」「揚げ春巻き」「とりおこわ」「肉入りおもち」「タマリン
ドジュース」そして「ブンボーフエ(レモングラスのビーフン)」まで頼み、ベトナム
の風を感じリラックス。
最後に「ベトナムコーヒー」も頼み、ゆったりとした時間に身を任せる五郎だった。
ゲスト : 伊佐山ひろ子 久住昌之(ふらっとQUSUMIコーナー)
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第12話 渋谷区 恵比寿の海老しんじょうと焼おにぎり
井之頭五郎(松重豊)は恵比寿駅に降り立った。えびす様の福耳に今更ながら感心しな
がら歩き、恵比寿神社を通りかかった時、年配の男性(石橋蓮司)が100円ライターを
落とした。「落としましたよ」と拾ってやると、「高かったんだよ」と礼を言って去っ
ていく。その後五郎は、ある喫茶店のマスター(小林賢太郎)と商談する。「オブジェ
じゃないオブジェ」がほしい、とまた面倒なことをいう。「コーヒーをワイングラスで
飲んでもワイングラスであって、コーヒーグラスではない」「徳島県出身の香川さんが
いれば、香川県出身の徳島さんもいる」などと、会話は底なし沼に…。そのうち煙草を
使った手品を始めるが…。
すっかりイラついた五郎は腹が減り、店を探す。ある良い雰囲気の居酒屋の店先に先ほ
どの男性がいた。その店「さいき」の大将(石橋蓮司)だった。ビールぐらいならごち
そうすると言われ、下戸だと白状するが、「まあいいじゃない。食ってきなよ」と引っ
張られる。
入ってみると、これまた年季の入った味のある店内だった。「ウーロン茶」はおごり、
今日は「焼おにぎり」ならあるからと大将に言われ、だんだんその気になる五郎。今日
のお品書きから、今日の「お通し三品」「アジフライ」「海老しんじょう」「カブの白
湯スープ」を頼み、ゆっくりじっくり味わった。
食ったら帰る。長居は無用。それが下戸の兵法、と店から出ると、大将が店前に座って
いた。
「また寄ってよ」
「はい。帰ってきます」と、満足げに店を後にする五郎だった。
ゲスト : 石橋蓮司 小林賢太郎 久住昌之(ふらっとQUSUMIコーナー)