[首播]20:00~21:15 [重播]23:30 [隔日]03:00/11:00/18:45 (六日另有重播)
孤独のグルメ Season5 (日本首播日期:2015年10月17日、24日)
第三話 東京都杉並区 西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス
中央線西荻窪の駅を出てくる井之頭五郎(松重豊)。先輩(角田信郎)に呼ばれたのだ
。飲み屋が並ぶ路地を歩いていて、昔よくこの辺りに呼び出されたことをふと思い出し
ていると、なんと目の前で先輩が昼間から飲んでいた。「どうだお前も一杯」と飲めな
いのを分かっているのに勧める先輩とそこを後にし、ペルシャ絨毯屋に向かうと婚約者
の幸子(甲斐まり恵)を紹介されるが、幸子は傍に先輩を連れて行き、「なんで二人が
暮らす家のことを他人に意見聞こうとするのよ」と小言を言っている。五郎は空気を読
み、一声かけてそそくさとその場を去った。
妙な気を使って腹が減った五郎は店を探す。飲み屋街を抜けて線路脇の道を歩いてい
くと、赤い国旗があるお店が。引き寄せられるようにいくと、「tam tamu」というモロ
ッコ料理の店だった。「独自の食文化・・ヘルシーかつ食欲をそそる料理・・いいじゃ
ないか」と入る。見慣れない料理名に戸惑いながらも、ハリラスープのハーフサイズと
、卵のブリックとラム肉のハンバーグ、野菜のクスクスを頼む。飲み物はミントティー
を頼むと、店主の女性(伊藤かずえ)に砂糖を入れることを勧められ試すことに。店員
は店長一人。店内は狭めなものの予約客が次々にやってきて心配する五郎だが、入れ替
わり立ち代り二人の姉妹がやってきて店を手伝う姿を見て安心する。
続々料理がやってくる。ブリックにレモンをかけナイフで真ん中を割ると中からジワ
ーッと卵の黄身が流れ出し、勧められるまま手で頬張る。野菜のクスクスは途中ハリッ
サを混ぜて食べてみると後から刺激がやってきてなんとも言えない。すべて堪能、満足
して帰路につく五郎だった。
ゲスト:伊藤かずえ 角田信朗
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第四話 台湾宜蘭県 羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ
その日、得意客の山村(竜雷太)に商談で呼ばれたが、なぜか山村が明日からの初台湾
出張のことを知っていた。友人の滝山が漏らしたのだった。ついでに宜蘭の三星郷とい
う町で働きながら農業生産学の勉強をしている孫の貴子(大久保麻梨子)に届け物をお
願いされる。
初台湾。ちょっとわくわくしつつ独りバスに乗り羅東駅でタクシーに乗り継ぎ「青葱文
化館」へ。葱餡餅を食べながら待っていると、やがて貴子が現れた。心のこもった微妙
なプレゼント(手作り楊枝入れ)を無事渡すと、急に腹が減った。今夜の宿舎のある礁
渓温泉への帰り道、羅東に寄ると、店を探す。
「海鮮熱炒100元」と書いてある看板が目に入った。入り口横のメニューに「三星葱」
という文字、店の中に家族客…ここに決めた。大衆食堂のようなその店の丸テーブルに
一人座るが、テーブルのどこを探してもメニューがない。言葉は分からないが店長(揚
雲玉)のジェスチャーに導かれ、店先のボードに書かれているメニューを見る。
文字の意味が良くわからないが何とか「三星葱の肉炒め」「赤糟排骨」「炒飯」を頼む
五郎。その後海鮮を頼んでいないことに気づき、蛤のスープとイカを追加。かなりの量
を頼んでしまったことを心配した店長とお客の女性二人(NUENUEとRIA(ウェザーガー
ルズ))が裏で相談し、配慮で少し小さ目のお皿でさりげなく出してくれた。そんなこ
とには気づかず、五郎は初台湾の味を噛みしめる。全て食べつくして満足するのだった
。
ゲスト:竜雷太 大久保麻梨子 NUENUE(ウェザーガールズ)RIA(ウェザーガールズ)
楊雲玉
註:第四話店家【全台小吃部】已歇業。