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田中みな実、NHKドラマに“悪女”役で主演 現代版『悪女について』で公子を“類稀
な愛しいキャラクター”に
フリーアナウンサーで俳優の田中みな実が、3月13日放送予定のNHK BS4Kドラマ『悪
女について』(後9:00~10:29)で主演を務めることが17日、同局から発表された。
【バックショット】背中も美脚も大胆披露!田中みな実のロングドレス姿を後ろから
昭和の作家・有吉佐和子氏の長編を、現代に置き換えてドラマ化。田中が、昭和・平
成・令和をまたいで、社会のシステムや人間の情を巧みに操り、堂々と生き抜いた「悪
女」実業家・富小路公子役を演じる。
公子は、高校中を中退して無一文から、数字の強さや人懐っこさを武器に、男たちを
翻ろうし、猛スピードで資産家へと駆け上がる。関係者たちの口から語られるその実像
は、「素晴らしい女性」と「悪辣非道の女」のまっぷたつ。
公子の謎の死から半年。彼女を取り巻く悪いうわさは後を絶たず、小説家の梶谷亜弥
が、悪女小説を書こうと、公子と関係のあった男たちなどに会って証言を集める。
すると、公子が16歳からラーメン屋と宝石店で働きながら、株や土地に興味を持ち、
妊娠後には、逃げ腰の男たちには平然と「一人で産んで育てる」と答えていたことなど
が分かる。その5年後には、2人の息子を連れて男の前に現れて、慰謝料で土地を手に入
れ、数年後には富小路ビルを建てていた。その鮮やかすぎる変遷に亜弥は複雑な思いを
抱き、やがて公子の虚飾の人生に隠された心のよりどころにたどり着く。
脚本・演出は平松恵美子氏、音楽は村松崇継氏。出演はほかに、木竜麻生、吉沢悠、
戸田恵子、橋爪功ら。1月から2月に都内・関東近郊で収録予定。