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鈴木京香、20年ぶりのフジ連ドラ主演 平凡な主婦が大女優になりすまし二重生活送る
、共演に木村佳乃ら
俳優の鈴木京香がフジテレビの7月期木曜劇場『この素晴らしき世界』(毎週木曜
後10:00)で主演することが26日、決定した。本作は、平凡な生活を送る“主婦”が、
ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”になりすましながら二重生活を強いられ
てしまう“なりすましコメディー”。鈴木は主婦と大物女優という真逆な性格&生活を
送る一人二役を演じていく。また、鈴木が同局連続ドラマで主演を務めるのは『熱烈的
中華飯店』(2003年)以来、20年ぶり。
【写真】『この素晴らしき世界』出演者
完全オリジナルドラマとなる本作。普段はスーパーマーケットでパートをしており、
家では夫と冷め切った関係の主婦・浜岡妙子(はまおか・たえこ/鈴木)が、ある日を
境に大女優・若菜絹代(わかな・きぬよ/鈴木)としてなりすまし生活を送る姿をコミ
カルに描く“なりすましコメディー”作品。ストーリー前半は“平凡な主婦が家族にも
内緒で女優の替え玉を演じるドタバタ劇を描くコメディー、後半部分では芸能界や一般
社会の不正や矛盾に立ち向かっていく社会派ドラマの様相を強めていく。
浜岡妙子・52歳は年上の夫・浜岡陽一(はまおか・よういち/マキタスポーツ)と息
子のあきらと暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、こ
れといった趣味もなくただただ生きてきた。主婦業とパートをこなしながらも「お前は
社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。そんな中、妙子はパート先
や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感
じるように。陽一に相談するが、「意味なく不安になるのも更年期なんじゃ…」とまっ
たく取り合ってもらえない。
視線を感じるようになってから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人(さい
じょう・はやと)と名乗る者が現れる。それは女優・若菜絹代の事務所関係者だった。
西條は若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで若菜が国外へ失踪してしまったことを
伝え、その若菜の身代わりとしてスキャンダルの釈明会見に出席してほしいと妙子に頼
む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認
めるほどだったのだ。
突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭
から離れないのだった。後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席すること
になった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(ひが・り
こ/木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(みずた・なつお/沢村一樹)と出会い、いよ
いよ会見本番を迎えるが…。
木村演じる比嘉莉湖は、若菜が所属するプロダクションの社長。創業者でもある父が
倒れたため急きょ社長に就任している。若菜にはひどい言葉を浴びせられ続けたが事務
所を存続させるため耐えてきた。若菜が失踪したことで空いた大きな穴を埋めるために
奔走している。若菜の夫でどこかチャラついた雰囲気を醸し出す水田夏雄を演じるのは
沢村。夏雄は大女優と結婚した男ながら元は売れない俳優で、結婚後は若菜のひも状態
。若菜になりすます妙子に女優としての振るまい方などを優しく教える。
マキタが演じる浜岡陽一は、妙子の夫。家事には一切協力せず、一人では食事も作れ
ない。妙子のことは女性としても妻としても無関心。印刷会社に勤めており、若手モン
スター社員の扱いに苦戦している。マキタは今作で同局の連続ドラマへのレギュラー出
演は初となる。
今作の主題歌は小田和正の「what's your message?」に決定した。同曲は、本作のた
めに書き下ろされた新曲。50年以上を誇るアーティスト活動の中で小田はさまざまなド
ラマ作品に楽曲を提供してきたが、同局作品での主題歌は『それでも、生きてゆく』(
2011年)以来約12年ぶり。『東京ラブストーリー』『恋ノチカラ』などの名作に名曲で
答えてきた小田が、今作ではどのような曲を生み出すのか期待が高まる。