https://www.fujitv.co.jp/blue-moment/story/story01.html
晴原柑九朗(山下智久)は、”ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演す
る、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩(出口夏希)が派遣としてやって
きた。
晴原は、お天気コーナーの時の爽やかな笑顔とは裏腹に、初対面の雲田に辛辣(しんら
つ)な態度を取り、クビにしようとする。しかし、対する雲田も海外仕込みの負けん気
を発揮し反論し、晴原を驚かせる。
そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパ
ートで集められた部隊SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。そし
てその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香
澄(平岩紙)によって採用されたことを知る。
マスコミ発表の翌日、福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難
したとの情報が入る。晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、現場へ急行。さらに、雲田
も上野の命令で共に現場へ向かう。しかしSDMは試験運用中の為、大きなミスが起きれ
ば正式運用が見送られるというリスクを抱えてのものだった。
現場に到着した2人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士
長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の
山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の『命を諦めたくな
い』という強い想いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。そし
て、その想いの裏には5年前の忘れられない大きな悲しみが…。