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秦の秘伝書をめぐる闘いが終わり、秘伝書はギース・ハワードの手に渡っていた。
牽扯秦之秘傳書的戰鬥結束,秘傳書全部落入基斯・哈瓦特手中。
「フフフ・・・これで秘伝書は3巻全部そろったというわけか・・・」そう呟き、バン
ダナの男に話しかける。
「呵呵・・・這下子就齊集三本秘傳書了・・・」包著頭巾的男子喃喃地說道。
「ビリーよ、秘伝書は処分しろ。」
「比利,把秘傳書處理掉。」
「エッ、どういうことですか?」
「咦、這是怎麼一回事?」
「元々あの秘伝書は何も教えてはくれぬ。最強の者が手にするという伝説のみが生き続
けてきた。ただそれだけだ。2000年もの歴史の中ですべてをそろえ、手にした者が
この私だという事実さえ残れば、もう用はない。」
「除了最強的人能齊集三本這個傳說之外,本來秘傳書就沒帶給我任何益處。如此而已。
只要留下2000年歷史中,只有我一人能齊集三本這個事實,它們就沒用了。」
「しかし、何も処分しなくても」
「但是,就算不處理也・・・」
「秦の血を引く双子の兄弟にとって、秘伝書は別の意味を持っている。奴らが秘伝書を
手にすると、どうなるのかは私にも分からぬ」
「對那對繼承秦氏血統的雙生兄弟來說,秘傳書別具意義。如果落入他們手中,連我也無
法估計會發生什麼事」
「・・・完全復活されたギース様が、恐れるほどのことではないと思いますが・・・」
「・・・依屬下之見,完全復出的基斯大人無須忌憚任何事物・・・」
「恐れてはおらぬ。暗黒から蘇ったギース・ハワードが同じ失敗を繰り返すわけにはい
かないまでだ・・・。あの忌々しいボガード達の時のようにな・・・」
「不是忌憚。只是從黑暗中復甦的基斯・哈瓦特,不能再在同樣的地方栽跟斗・・・就如
當時遇到麻煩的柏格家的人那般・・・」
ビリー・カーンはギースの眼光の奥に潜む執念の炎に何もいえず立ちすくんでいる。ギ
ースは深く目を閉じ、窓の外に視線を移す。
比利‧凱恩見到基斯深邃眼光中的執念之火,被震懾地無法動彈。基斯深深閉上眼後,將
視線轉向窗外。
「ビリーよ、街の様子はどうだ。」
「比利,城裡情況如何。」
「ハイ、ギース様を倒そうと躍起になっています」呪縛から解かれたようにビリーが答
える。
「是的,意圖打倒基斯大人的勢力蠢蠢欲動」彷彿從咒術中解脫的比利答道。
「キング・オブ・ファイターズの手筈は整ったか?」
「King・of・Fighters準備得怎樣了?」
「ハイ、キム・カッファンやダックキングといった面々も呼応しているようです」
「是!金甲喚、達克‧金等人似乎也起而呼應了。」
「フフ・・・。あの大会ほど私に利を与えるモノはない。この街の支配者はギース・ハ
ワードだけだということを改めて思い知らせてやるわ」
「呵呵・・・。那個大會對我來說也無利可圖。只不過必須讓他們重新認知,這個城市的
支配者只有我基斯‧哈瓦特一人」
長い沈黙を破って、ギースタワーに灯がともる。血に飢えた狼が牙をむくが如く、街に
戦慄が駆け巡った。
打破一陣漫長的沉默,基斯塔亮起了燈光。猶如渴求鮮血的餓狼之牙作勢欲撲,這個城市
四處浮現戰慄的氣氛。