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富山駅周辺で進められている路面電車の南北接続事業が完了した2020年春以降、富
山地方鉄道が全車両の運行を担う方向で富山市、富山ライトレールと協議していること
が、関係者への取材で分かった。ライトレールは鉄道資産を保有する会社になる可能性
が高い。運賃は現在と同じ「200円均一」を軸に調整される見通しで、国への認可申
請に向け、3者は早期の合意を目指している。
南北接続は、富山駅の南側で富山地鉄が運行している市内電車と、同駅北側で第三セ
クターのライトレールが走らせているLRT(次世代型路面電車)のレールを駅の高架
下でつなぐ事業。20年3月の営業開始を予定しており、直通便はライトレールの区間
(富山駅~岩瀬浜)と、駅南側の3系統(南富山駅~富山駅~富山大、南富山駅~富山
駅、環状線)を組み合わせることが想定されている。
事業の完了に備え、市と両社は運行形態などに関して協議を続けている。南北で異な
る運行主体については、合理化のため一つにすることで一致しており、民間企業の富山
地鉄に集約するのが現実的な選択肢となっている。ライトレールは自社保有の施設を管
理することになる見込みだ。
協議では全線均一運賃にすることも決まっている。現在は両社とも、現金支払いの場
合は大人一律200円に設定しており、森雅志市長はかねて、南北接続後も「個人的に
は200円にしたい」との考えを示している。
変更した場合、複雑な割引制度を見直さなければならない上、運賃収受システムの改
修も必要になる。料金を維持する方が効率的で、利便性も高いことから、200円均一
を有力案に話し合いを進めているとみられる。
富山目前正在進行路面電車/輕軌系統南北接通工程
預計2020年完工
完工後計畫整個系統均由富山地方鐵道經營 富山輕軌公司只保有資產
票價計畫統一全票為200圓
目前正在進行協商作業
一種兩鐵合併的概念?