警報級の大雪 県内警戒
2023/01/24 05:00
24日から最強寒波予想
各自治体の対策を確認する参加者ら(県庁で)
各自治体の対策を確認する参加者ら(県庁で)
今シーズンで最も強い寒気が、24~26日に日本列島に南下すると予想される。県
内では、24日夜から山間部を中心に降雪が予想され、寒気の強さが想定を上回れば警
報級の大雪となる可能性がある。松山地方気象台は積雪や路面の凍結などに注意を呼び
かけ、自治体や交通機関も警戒を強めている。(長尾尚実)
■平地でも積雪
前線を伴った低気圧が四国の南側を通過した影響で、23日の県内は雨となり、一部
で雪が降った。
北極付近で作られた冷たい空気の塊は冬季に時折、日本列島付近まで南下する。気象
台によると、24日からは強い冬型の気圧配置となり、同日夜には県内の上空1500
メートル付近にも氷点下15度以下の寒気が入り込む見通し。25日午後6時までの2
4時間の降雪量は山地で20~40センチ、平地で10~20センチと予想される。