在2077發售與The Game Awards鋪天蓋地討論的夾縫中
IGN Japan發表了他們2020年的最佳遊戲Top 10以及各部門的優秀賞
評論的原文滿有意思的(下面會全貼上 猜想PS版日文好的朋友應該還是不少)
給的有幾項也有令人意外之處 嗯 他們真的很喜歡ASTRO's PLAYROOM
有興趣的請往下看原文吧
並附上IGN原網頁連結 亦可用google翻譯大概了解一下
(個人覺得 google 日翻中不是很靈光 日翻英翻得還不錯)
先說結論:
IGN Japan Game of The Year 2020:Final Fantasy VII Remake
蒐集各媒體GOTY的網頁已經更新了
https://www.gameawards.net/
下面原文就不翻了 (在下日文沒好到可以翻譯得很好...)
但重要的獎項標題及日文遊戲名還是會標記一下
IGN JAPAN GOTY 2020部門最優秀賞を発表!
Updated 2020年12月10日15:38
https://jp.ign.com/goty-2020/48756/feature/ign-japanign-japan-goty-2020
IGN JAPANが考える2020年のベストゲームを決めるIGN JAPANゲーム・オブ・ザ・イヤー
2020(IGN JAPAN GOTY 2020)。本日12月9日は各部門の最優秀作を発表したい。
2019年12月1日~2020年11月30日に発売されたゲームが対象
(最佳遊戲設計獎:對馬戰鬼)
ベストゲームデザイン賞:『Ghost of Tushima』
温泉で物思いに耽ることで体力の最大値を増やし、詩歌を詠むことで装備品を取得する
。向かうべき場所へは、風が導いてくれる。
元寇に題をとったこのゲームでは、キャラクターの成長や目的地への誘導といった、す
でにオープンワールドで見慣れた仕組みが、いかにも1200年代の対馬にふさわしい(と
現代人が思える)ギミックによって自然に溶け込んでいる。こういったジャンルでは戦
闘上の当たり前の選択肢として存在するスニーキングにも、物語の必然性と葛藤が強烈
にまとわりつくほどだ。
美しい四季折々の風景や時代劇らしい物語だけではプレイヤーを侍に、あるいは冥人に
することはできず、主人公の境井仁の行為ひとつひとつが侍に関わるものでなければな
らない。ゲームとは鑑賞でなく体験であるという喜びを、ゲーム内に作り上げられた対
馬という島全体が体現している。──山田集佳
他にノミネートされていたタイトル:『天穂のサクナヒメ』、『ASTRO'S PLAYROOM』
(最佳視覺獎)ベストビジュアル賞:『Half-Life: Alyx』
『Half-Life: Alyx』の価値のひとつは16年前に作られた『Half-Life 2』の舞台を思い
出補正を越える生々しさで再構築したことだ。共産圏の趣がある東欧風の街並みとエイ
リアンが支配するディストピア社会を組み合わせた「City 17」はオリジナルでも唯一
無二だったが、『Half-Life: Alyx』ではあの景色がそこに”ある”。また、ゲームプ
レイと関係のない自転車から空っぽの洗剤、ワインボトルの液体に至るまで、あらゆる
物体をプレイヤーが手に取って干渉できる偏執的な作り込みがVRらしい説得力を高めて
いる。一方で、原作では感じにくい恐怖心を喚起する舞台も新たに用意された。この生
命の本能に訴える危機感こそが没入感を高める最高のスパイスなのだ。──渋谷宣亮
他にノミネートされていたタイトル:『The Last of Us Part II』、『Necrobarista』
(最佳音樂/音效獎:FF7 Remake)
ベストサウンド賞:『ファイナルファンタジーVII リメイク』
原作で使用された楽曲が新たにアレンジされており、もとが同じ曲でもゲーム内の展開
によって複数アレンジが用意された。とくにボス戦において戦闘フェーズの切り替わり
とともに盛り上がっていく音楽は「ファイナルファンタジー」シリーズのなかでも屈指
の臨場感を実現できている。なかにはひとつの楽曲にさまざまな別曲のフレーズが入っ
ていたり、意外な形でアレンジされている楽曲群があったりと、ファンサービスにも似
た作曲・編曲の遊び心が原作をプレイした人はもちろん、今作で初めてFF7に触れた人
の心にも残るようにうまく作用していた。人気曲が数多く存在するFF7の楽曲を再構成
=リメイクするという高き壁を乗り越えたサウンドとなっている。──伊藤ガブリエル
他にノミネートされていたタイトル:『原神』、『あつまれ どうぶつの森』
(最佳故事獎:最後生還者2)
ベストストーリー賞:『The Last of Us Part II』
本作のストーリーは、予想もつかないところへと私たちを連れて行った。あまりに予想
外すぎて、そこで起こったことには、少なからぬ人の拒絶反応を生んだ。だが、その意
外性によって、この物語が優れているわけではない。
まるで映画のようだと称された前作に対して、今作は、長時間キャラクターを操作する
ことにより、次第にプレイヤーと一体になっていく、ゲーム作品のストーリーテリング
の本質をより露わにした。だが本作は、感情移入とは真逆の、<不感情移入>とでもい
うべきものを、プレイヤーに課す。
物語が進行すると、エリーに対して、酷い仕打ちをした人物である、アビーにメインス
トーリーは移る。彼女の行動は、おおよそ前作の主人公ジョエルの姿勢をなぞっている
のにも関わらず、私たちには共感ができない。それは、アビーが愛するものを奪った存
在だから。その行いこそ、過去から現代まで、人同士が対立してきた根底にあるものだ
。
ゾンビという存在はもはや遠景へと遠のき、私たちの現実世界と同じような、対立と分
断の姿が露呈していく。そんなストーリーの中では、エリーやアビーという主要キャラ
クターの存在ですら、主義をまとった概念と化していく。感情移入の回路を失ってしま
った、プレイヤーの反応こそ、その写し鏡だ。それは、私たちのあらゆる言動が主義主
張の表明となってしまう、現代の姿かたちと見事に重なる。──若葉庭
他にノミネートされていたタイトル:『龍が如く7 光と闇の行方』、『ファイナルファ
ンタジーVII リメイク』
(最佳獨立遊戲:天穗之咲稻姬)
ベストインディーゲーム賞:『天穂のサクナヒメ』
『天穂のサクナヒメ』の開発者「えーでるわいす」は『花咲か妖精フリージア』、『ア
スタブリード』などの作品で同人ゲームの世界でその名を轟かせていたが、本作の大ヒ
ットにより、もはや同人・インディーゲームの世界を超えたポピュラリティと評価が与
えられることになった。米作りという一風変わったシミュレーション部分に目が行きが
ちではあるが、この人気の背景には綿密に考え抜かれたコンボアクションと稲作ゲーム
のループ構造がある。季節の移り変わるとともにプレイヤーはやるべき作業と攻略する
ダンジョンが更新され、飽きることなくゲームの世界に没頭できる。愛らしいキャラク
ターにモーション、そして美しい自然、さらに和風の音楽とインディーながらもまった
くスキのない作品に仕上がっている。──今井晋
他にノミネートされていたタイトル:『If Found...』、『マルコと銀河竜』
(最佳家庭遊戲獎:集合囉!動物之森)
ベストファミリーゲーム賞:『あつまれ どうぶつの森』
『あつまれ どうぶつの森』は「ベストファミリーゲーム」の枠を超え、それこそ「ベ
ストコミュニケーションゲーム」くらいの栄誉を与えても良さそうだ。2020年は複数の
理由が重なりほとんど出かけられなかったが、『あつまれ どうぶつの森』のおかげで
たくさんの思い出がある。家族と一緒に見た花火大会、南半球の島に住むフレンドから
もらったかわいいコートを冬場になって着るなど、心に残る出来事がいくつもあったプ
レイヤーも多いだろう。筆者は仲のいいどうぶつたちに誕生日を祝ってもらった際には
涙が出そうになったし、本作が縁でいろいろなつながりが増えた。遊ぶだけでここまで
日常が豊かになるゲームは、めったに存在しない。──渡邉卓也
他にノミネートされていたタイトル:『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』、『
Fall Guys: Ultimate Knockout』
(最佳多人遊戲獎)ベストマルチプレイゲーム:『VALORANT』
2010年代に流行ったMOBAやバトルロイヤルは運の要素など、プレイヤーの実力以外の部
分でも勝敗が決まるゲームだった。信じられるのは自分の実力のみ、そんなゲームは古
いと思っていた。そんななか2020年に登場した『VALORANT』は、ほとんど実力のみで決
まるゲームだ。
本作は20年の歴史を持つ「カウンターストライク」から強い影響を受けるFPS。現代的
なヒーローシューターの要素を取り入れながらも「古き良き」を重視したハードコアで
ストイックなゲームであり、今だからこそむしろ新しいと思えるタイトルだ。開発元は
10年以上続く『リーグ・オブ・レジェンド』のライアットゲームズなので、『VALORANT
』も今後10年遊ばれるゲームになるだろう。──重田雄一
他にノミネートされていたタイトル:『SUPER MARIO BROS. 35』、『Fall Guys:
Ultimate Knockout』
(最佳持續遊戲獎:動物之森)
ベスト継続型賞:『あつまれ どうぶつの森』
『あつまれ どうぶつの森』は3月20日の発売から、季節の変化や行事と合わせて定期的
にコンテンツがアップデートされている。その物量自体はそこまで圧倒的なものではな
いが、本編と同様1つひとつ作りが丁寧である。追加コンテンツの一部は過去作で最初
から入っていたものが数カ月経ってやっと登場していることに対して批判もされている
が、プレイヤーの遊びのペースをコントロールすることに意外なメリットが伴うことは
、ゲーム本編でも十分に証明されている。そう、本作の追加コンテンツの秀逸なところ
は、プレイヤーの遊ぶバランスを保ち、ちょうど飽きてきた頃に新しい刺激を与えてく
れるそのペーシングであり、だからこそ未だに手放せないプレイヤーが多いし、これか
らも何年も遊ばれ続けていくだろう。──クラベ・エスラ
他にノミネートされていたタイトル:『ファイナルファンタジーXIV』、『Cytus II』
(創新遊戲獎)イノベイティブ賞:『Half-Life: Alyx』
『Half Life: Alyx』が、革新的である理由は、グラフィックへのこだわり、効果音の
作り込み、VRの操作性など様々だ。しかし一言で言い表すとすれば、その全てが複合的
に絡み合い「手触り」を感じてしまったことに尽きるだろう。例えば、一般的なFPSゲ
ームであれば、対象のオブジェクトをチェックするとき、対象に近付き右スティックで
カメラを画面の中央に据える必要がある。けれど、本作ではそれら全てがプレイヤーの
思考と一致し、「動かしたい」と思うままに遅延なく動作できる。本当は存在しない世
界にも関わらず、今ここにいると錯覚するようなリアルタイム性とそれに付随する「手
触り」は本作以外に感じたことのない、驚きの体験だ。
それは、『スーパーマリオ64』が3Dのアクションゲームのスタンダードを作ったように
、今後のVRゲームの礎となるイノベーションの転換点として、将来まで記憶されるタイ
トルになるだろう。──いちごう
他にノミネートされていたタイトル:『ウォッチドッグス レギオン』、『ASTRO'S
PLAYROOM』
(次世代機遊戲獎)次世代機ゲーム賞:『ASTRO's PLAYROOM』
新しいゲーム機のローンチ時点で、その特徴を最大限に活かしたゲームはなかなかない
。PS5やXbox Series Xのローンチにそういうタイトルがあったとすれば、それはPS5の
コントローラーDualSenseの特徴を紹介する側面を持ち合わせた『ASTRO's PLAYROOM』
だろう。ロード時間の短縮、60fps固定、レイトレーシング技術などはどれも歓迎すべ
きことだが「より美しく、より便利」に留まらず、新しい体験を届けてくれた次世代機
タイトルは今のところ『ASTRO's PLAYROOM』だけだ。今後のPS5タイトルがどこまで
DualSenseの新機能を利用するかはわからないが、アダプティブトリガーやハプティッ
クフィードバックをフル活用すれば、かつてない臨場感や手触り感が作り出せることを
アストロが十分に証明してくれた。──クラベ・エスラ
他にノミネートされていたタイトル:『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』、『ア
サシン クリード ヴァルハラ』
(社交距離獎:動物之森)
ソーシャルディスタンス賞:『あつまれ どうぶつの森』
新型コロナウイルスの影響で世界的にStay Homeが推奨され、人々が顔を合わせて集ま
る機会が劇的に減った。そんな情勢の中、『あつまれ どうぶつの森』は花火大会やハ
ロウィンなどのゲーム内イベントを通じて、離れていてもゲームの中で「時間」と「体
験」を共有できる機会を提供。人々の心の距離を繋いだ作品と言える。 また、結婚式
やライブ会場、映画の舞台などプレイヤーたちのクリエイティブな発想によって様々な
コンテンツが生み出された。ゲーム内イベントに限らず、発想次第であらゆる体験を創
り出せてそれを人々と共有できる点はコロナ渦で抱く「外出したくてもできない」、「
人との繋がりが希薄になる」などの不安・不満を軽減してくれる存在となったに違いな
い。──丹祐希代
他にノミネートされていたタイトル:『Among Us』、『Apex Legends』