http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00000011-khks-soci
10日に運行を再開した常磐線相馬-浜吉田間。当初は2017年春とされてきた開通予定を
半年近く前倒しできた陰には、昼夜を分かたず作業に当たったJR東日本常磐復興工事区
「チーム常磐」の奮闘があった。
【写真特集】復興へ 朝焼けの中を走る
復興工事区を率いた石川文雄区長(45)は山下駅で一番列車を見送った。「思わずポ
ロッと来ちゃったね」。動きだす列車を見ながら、この3年間感じ続けた緊張が次第に
解けていった。
復興工事区が宮城県山元町に設置されたのは2013年11月。在来線の新線を造ること自
体が珍しくなっていたJRにとって、15キロに及ぶ鉄路敷設は未知とも言える作業だった
。沿岸部は復興工事が最盛期を迎え、資材や人材が足りない。作業は困難を極めたが、
工期短縮へあらゆる手段を取った。
戸花山(とはなやま)と呼ばれる丘陵地に全長604メートルのトンネルを通した工事
が象徴的だ。標高はわずか30メートル余り。普通なら山肌を切り崩して線路を敷くが、
一帯には平安時代の大規模な遺跡があって発掘調査が必要だった。
調査を待てば完成が1年近く遅れる。斜面には住民が植えてきたサクラもある。地形
を変えずに済むよう、あえてトンネル掘削に挑んだ。もろい地盤を薬剤で固め、慎重に
掘り進めた。
「チーム常磐」という名前は復興工事区立ち上げの時に石川区長が付けた。「厳しい
仕事になるのが分かっていたから、よりどころになる言葉が欲しかった」。当初のメン
バーは自身を含めて11人。20代中心で全員仙台に住まいがあったが、山元町内の寮に泊
まり込みで作業が続いた。
寮の周りにはコンビニもスーパーも居酒屋もない。疲れを癒やしてもらおうと、時に
は石川区長がポケットマネーをはたいて寮の冷蔵庫を缶ビールで埋めた。
ピーク時は総勢15人で作業に当たり、全体の工期を半年近く縮めた。「作業員も含め
て1000人以上が一丸となって働くことができたおかげです」。石川区長はほっとした表
情で話した。
原定於2017年春天再開的常磐線相馬-濱吉田之間路段在12/10提早通車了
因為有一個不眠不休的團隊
JR東日本常磐復興工程區"常磐TEAM"在日夜奮鬥。
率領復興工程區的區長石川文雄(45)在山下站目送第一班車出發
他們碰到的困難:
1)人力物力不足,沿岸路段都在忙重建
2)戶花山一帶地質不穩定 且需進行遺跡調查,因此延遲一年
而且居民在山坡上種了櫻花樹,不能影響到
所以最後要挖掘隧道
工程管理人員11人都住在山原町的宿舍
這個宿舍附近沒有居酒屋也沒便利店很不方便
而區長偶爾會用自己的零用錢購買啤酒放在宿舍的冰箱中慰勞團隊人們。
在尖峰時期有15位工程管理人員與1000名以上的工人一起工作
使得工程可以提早半年完工。