山陰有数の漁港・柴山港(兵庫県香美町香住区沖浦)に近く、マツバガニシーズンには
観光客でにぎわうJR柴山駅の駅舎が新築され、1月下旬から利用されている。築70
年を超えていた木造駅舎は2年前に解体され、平屋のコンクリート製駅舎に生まれ変わ
った。喜ばれているはずの地元では、こんな声がささやかれている。「新しい駅舎は、
駅前のトイレより小さいのでは」-。駅とトイレ、どっちが大きい?(金海隆至)
JR西日本福知山支社によると、新駅舎は高さ約3メートル、面積は約15平方メー
トル。待合室(約11平方メートル)に2人用ベンチが二つ置かれ、空調設備はない。
通学に利用する中高生に限れば十分なスペースではある。
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202005/0013325694.shtml