https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65541460Y0A021C2000000/
次世代新幹線が試験走行 JR東、時速380キロ到達
2020/10/28 7:10
JR東日本が次世代新幹線の開発に向けた新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」
の試験走行を重ねている。東北新幹線の仙台─新青森間で週2回ほど実施しており、27
日深夜、報道関係者に公開した。現在の新幹線より40キロ速い最高速度360キロでの営
業運転が目標で、試験では400キロに達したこともある。今回は380キロに到達した。
午後11時40分ごろ、仙台駅を出発したALFA-Xは、スピードを上げて走行し、28日午前0
時ごろ、最高速度382キロを記録した。
盛岡駅に到着後、取材に応じたJR東の浅野浩二・先端鉄道システム開発センター所長は
「約1年半試験を繰り返し、ある程度安定走行できるようになった。今後、乗り心地向
上や騒音対策を進めたい」と話した。
JR東によると、試験車両は10両編成で、総工費約100億円をかけ、昨年に完成した。ト
ンネル突入時の風圧の違いを分析するため、先端の「鼻」の長さは1号車で約16メート
ル、10号車で約22メートルと異なる。中間車両は窓の大きさや数がさまざまとなってい
る。
試験走行は昨年5月から開始。走行時の安定性や座席の乗り心地、車内外の騒音などを
確かめる「フェーズ1」の試験を2022年3月まで続ける。その後は車両の耐久性を確かめ
、新しいサービスを開発する「フェーズ2」に移行。北海道新幹線の札幌延伸が予定さ
れる31年春までに導入したい考えだ。〔共同〕
JR東日本的試驗型列車ALFA-X(E956型)在10/27深夜進行試運轉時,首次突破時速380KM的
紀錄來到時速382KM
目前ALFA-X在仙台~新青森之間每周兩次進行來回試運轉,JR東日本在10/27邀請部分媒體
搭乘ALFA-X試運轉,這次試運轉列車離開仙台後時速一直往上提升,並達到時速382KM的
紀錄。遠遠超過目前E5.H5系的時速320KM的營運速度
JR東日本先進鐵道系統中心所長浅野浩二表示:「在經歷1年半的來回試驗後,在某種程度
上已經可以穩定運行,未來會著重在高速行駛下乘坐的舒適性以及降低高速行駛下所產生
的噪音」