提供者:darKyle
章節/系列角色:【添い寝】花音
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「一つ屋根の下であの子と…」
ね……ねぇってば、聞いてる?
べ、別に用はないけど。なんか、眠れないのよ。
だからってわけじゃないけど、ちょっと私の話し相手になりなさいよ。
うぁ、手出したりしたら承知しないんだから。
そんなことしたら、嫌って言うまで素足で顔面踏んづけてやる。
その上で一晩中枕代わりにして。
(こっ)
うぉ、私が眠れるようにはどうすればいいかって?
そ、そんなんの、自分で考えなさいよ、バカ。
思いつかないなら、そうね……そこで、見てなさいよ。私のこと、ずっと見てて。
べ、別に変な意味じゃなくて。ほら、見守られると、安心して眠れるじゃない?
だから、そこで。
うん、そう、それでいい。
うふふ、なんか、変な感じね。
まさか、あんたとこんなことしてるなんで、ちょっと前までなら考えもしなかった。
色々あっけど、今はそれなりに楽しくやらせてもらってるわ。
あんたは、私と一緒で、楽しい?
そう、ならよかった。
もし、あんたが嫌じゃなきゃ、これからも一緒に……私……と……
(寝息)
ふぁ……ん……ふん……はぁ……ふぅ……はぁ……ふぅ……
(寝言?)
勝手にとこか行ったら、許さないんだから、バカ。