平たい形が特徴的なモモ「蟠桃(ばんとう)」の収穫が23日、岐阜県高山市江名子町
の樋口果樹園で始まった。
蟠桃は、西遊記の中で孫悟空が食べて不老不死になったモモで、中国原産。病気や雨
に弱いため、育てるのが難しい。同園は約20本を栽培しており、例年約200キロを
出荷する。
今年は、花が満開だったゴールデンウイークごろに霜が降りた影響で、収穫量は例年
の5分の1程度だが、味は甘く仕上がったという。大きい実で直径約10センチ、厚さ
約5センチ。
同園の男性(60)は「あまり栽培されていないからこそ面白い。丹精込めて育てて
いる」と話し、はさみで丁寧に切り取っていった。出荷は9月中旬まで続く。
日本也有信西王母與蟠桃呢!
https://www.gifu-np.co.jp/news/20190824/20190824-167233.html