“ジュノンガール初代GP”松浦雅、ドラマ初出演で朝ドラ大抜てきも「プレッシ
ャーない」
2014年01月04日 05時00分
http://www.oricon.co.jp/news/2032595/full/
女優の松浦雅（18）がNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』（月～土　前8：00総
合ほか）で女優・杏（27）演じるヒロイン、め以子の娘役（西門ふ久）を務める
ことがわかった。昨年初開催された『第1回JUNON GILRSコンテスト』で初代グラ
ンプリに輝き、ドラマ初出演で朝ドラヒロインの娘役に大抜てきされた彼女に、
ORICON STYLEは、現在の心境や女優としての今後について聞いてみた。
──ドラマ初出演が朝ドラヒロインの娘役ですが、話が来たときは驚きました
か？
【松浦】ただただ信じられない。うれしい気持ちよりもあまり“ぴん”とこな
かったです。撮影がはじまってから、徐々にうれしさが高まってきました。
──撮影現場の様子を聞かせてください。
【松浦】すごくみんな仲がいいんです。私は杏さんのことを現場で“お母さん
”と呼んでて、東出（昌大）さんのことも“お父さん”と呼んでます。皆さんも
私のこと“ふ久”と呼んでくれて。撮影初日は杏さんとお会いしたんですが、私
が緊張してたら、杏さんが和らげてくださって。面白い話をしてくださったりし
たので、リラックスして演技に臨ませていただきました。
──舞台とテレビは違いますか？
【松浦】私は、舞台の経験しかなかったので、テレビでの見せ方（演じ方）を
悩んでいると、杏さんが「こっちのほうがやりやすいんじゃない？」って、小声
でアドバイスしてくれました。大声じゃなくて小声で。大きな声だと、結局私の
アイディアにならないと気遣ってくださって、気の回らないところまで、気を使
っていらっしゃるし、大変ありがたいことですし、本当に感謝してます。
──ヒロインの娘役ですが、演じてみていかがですか？
【松浦】16歳から24歳までのふ久を演じるのですが、好きなことをとことん突
き詰める。むしろ、好きなことしかやらない。そのためだったら努力するんです
。そういうところは自分に似てるかなと！　私は二つのことを同時にできない性
格なんです。周りが見えなくなって、一つのことしかできなくなる性格は似てま
すね（笑）。
──ということは、役作りはあまり苦労しなかった？
【松浦】時代が時代なので今の女性とは在り方が違うと思いました。両親の存
在とかはもっと厳格な時代だったと思うんです。でも実は、ふ久の性格がその時
代に反しているというか。お母さんに対して反抗するとか。演じているうちに、
思ってたよりは、在り方とかは気にしないくてもいいのかなって結論づきました
（笑）。でも、当時学校では何を教わっているのか。子どもから見た（戦争の）
時代に対する危機感だったりとか、知っておきたかったので同じ時代背景の映画
を参考に勉強しました。
──小さい頃から夢は女優？
【松浦】ディズニー映画が大好きで、一度好きになったら何度も観て、気がつ
いたらセリフを全部言えるようになってました。ほかの映画もたくさん観て「私
だったらこやるなぁ」とかはありましたが、それが直接女優になりたいって結び
つかなかったし、雲の上のようなものだと思っていたので、現実的には考えてい
なかったです。
──きっかけは何ですか？
【松浦】高校性になって、大学の進路の話になると、周りも含めて具体的に将
来を考えなくてはならなくて…。テレビの世界に興味はありましたが、漠然とし
か考えてませんでした。絶対に芸能界に入るんだとかはなかったんです。でも、
小さい頃からやっていたクラシックバレとかエレキギターとか、芸能界に入る気
持ちに至るまでの条件がそろった状態の時に『ジュノンガールズコンテンスト』
が偶然の重なりました。この世界に入る機会ができました。かっこよく言ったら
導かれました（笑）
──今後はどいう役に挑戦したいですか？
【松浦】いろいろな役にチャレンジしてみたいですが、特に（人を）妬んだり
、（性格が）悪い役をやってみたいですね。かなりエネルギーがいると思います
し、逃げがちになると思うんですけど、でも美しいところだけではない、そうい
部分をしっかり演じられるような経験を積みたいです。
──最後に…『あまちゃん』は意識しますか？
【松浦】前作が『あまちゃん』ということもあり、その延長で（今の朝ドラを
）若い子も見てくれていると思うんです。これまでの朝ドラよりも幅広い年齢層
の方たちにも見ていただけるので、むしろ、今出演できてよかったと思います。
あんまりプレッシャーはないですね（笑）。逆に楽しみです。
　松浦は1月27日放送（第17週97回）から出演する。