miwa&坂口健太郎が映画W主演 バンド演奏も披露
シンガー・ソングライターのmiwaと俳優の坂口健太郎が、映画『君と100回目の恋』
(2017年2月公開)でW主演することが6日、わかった。miwa演じる大学生の葵海(あお
い)を事故から救うため、坂口演じる幼なじみの陸(りく)がすべてをかけて何度もタ
イムリープするラブストーリー。物語の中核を担うラブソングをmiwaが描き下ろし、劇
中では二人が仲間と組むバンド演奏も披露する。
「脚本を読んで、ラストは涙が止まらないほど、とても切ない気持ちになりました」
というmiwaは、「音楽も作品の肝になっていて、劇中でバンドを組む設定なので、今ち
ょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っていま
す」と心を踊らせている。初共演となる坂口とは「私は映画が2本目で、演技経験がほ
とんどないのでこんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口
くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しく
できればいいなと思っています」と意気込んでいる。
ギターに初挑戦した坂口は「人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。し
っかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています」と
丁寧につくり上げていくと話し、「miwaさんは、きっと天真爛漫な葵海のような人だと
思うので、とても楽しくなりそうだなと思っています」と期待を寄せている。
監督は、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔氏、脚本は『ダーリ
ンは外国人』の大島里美氏が担当。映画の製作と並行して、28日発売の『週刊ヤングジ
ャンプ』で、同タイトルの漫画連載がスタート。秋以降には、集英社オレンジ文庫にて
、本作の関連小説の出版も決定している。
月川監督は「自分の人生を捧げて相手を想い合う…そんな究極の恋愛映画にしようと
意気込んでいます。永遠に繰り返せる時間と、たった一度きりのこの瞬間を前にして、
主人公たちが何を選択し、どう生きるのかを描きたいと思っています」とコメント。「
撮影に向け、熱意を持って楽器練習をしている俳優たちの様子からも、熱い音楽シーン
が生まれると確信しています」と手応えをにじませている。