https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230216/3060012634.html
富山新聞網
台湾定期便の運航再開に向け航空会社や観光業者などが意見交換
02月16日 16時31分
新型コロナの影響で運休が続いている富山と台湾を結ぶ定期便の運航再開に向けて、航
空会社や観光業者などが意見交換する会合が富山市で開かれました。
富山空港と台湾の台北を結ぶ国際線は、ことし4月から5月にかけて台湾からの観光客
を対象にしたチャーター便が運航されますが、定期便は新型コロナの影響で3年前から
運休が続いています。
県は16日、早期の定期便再開に向けて運航するチャイナエアラインの担当者と県内2
0の観光業者が意見交換する会合を富山市で開きました。
オンラインで参加したチャイナエアライン名古屋支店の担当者は、定期便の再開につい
て「今後、入国規制の緩和や燃料価格の値下がりが予想され期待できる状況だ」と説明
しました。
一方、コロナ前の2019年に台北便を利用した人のうち日本人は23%にとどまった
として、「日本と台湾のバランスの取れた相互交渉が必要だ」と指摘しました。
これについて、富山・台北便利用促進会の松田隆会長はチャーター便の運航が始まる4
月13日の便にかぎっては日本人が利用できることに触れ、「できるだけ多くの県民を
乗せられるよう、観光業者全体で力を合わせていきたい」と述べました。
参加した旅行会社の社長は「チャーター便に県民が搭乗することは定期便再開に向けた
第一歩になると思う」と話していました。