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上川隆也主演『遺留捜査』シリーズ第5弾、始動 新メンバーに梶原善
俳優の上川隆也(53)が主演する刑事ドラマ『遺留捜査』の第5シーズンが、7月期に
テレビ朝日系「木曜ミステリー」枠(毎週木曜 後8:00)で放送されることが発表さ
れた。遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の想いと事件の真相に
迫る風変わりな刑事・糸村聡の活躍を描く本作。初めて糸村を演じてから7年になる上
川は「僕にとって糸村は“極く遠縁の親戚”のよう。全くの他人でもなく、かといって
近しくもない、不思議な距離感の存在です」と、再び演じる喜びを語っている。
2011年4月、「水曜21時」枠ではじまった『遺留捜査』。第1シーズンは警視庁捜査一
課所属だったが、12年7月期の第2シーズンは「木曜ドラマ」(木曜21時)枠で、月島中
央署刑事課に異動。13年4月期の第3シーズンは再び「水曜21時」枠で放送され、スペシ
ャルドラマ4作も高い支持を集めた。
昨年7月期の第4シーズンで舞台は東京から京都に移り、「木曜ミステリー」枠で新た
なスタートを切った。作品の核である人間ドラマと京都のノスタルジックな情景が絶妙
に融合し、全9回の平均視聴率11.0%、最高視聴率13.1%を記録する好成績を収めた(視
聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1年ぶりの第5シーズンの舞台は前作同様、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特
対”。特対は、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課の中にあって、特殊な事情のある案
件に優先的に投入されるチーム。世間の耳目を集めるような派手な事件から、高度な情
報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当するプロフェッショ
ナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”ともよばれている。
特対メンバーを演じるのは前シーズンの栗山千明、戸田恵子、永井大らが再集結。さ
らに、今シーズンより、梶原善が演じる捜査一課から引き抜かれた新メンバー・岩田信
之が加入。猪突猛進タイプでプライドの高い岩田は、糸村とどうからんでいくのか。第
1シーズンからレギュラー出演してきた甲本雅裕も引き続き登板。ファンを楽しませて
きた上川と甲本の軽妙なやり取りは、第5シーズンでも見どころとなる。
上川は「新メンバーとして梶原善さんが加入されますが、彼とは年齢も同じで、これ
までも幾度となく共演を重ねて来ました。僕が期待するまでもなく、新たな空気を現場
にもたらしてくれるはずです。これまでと変わる事のない『遺留捜査』と、ほんのちょ
っと変わった『遺留捜査』。この物語はシーズンの毎に、こんな不思議な幕の開け方を
してきました。今回も、“変わらないけれど変わった遺留捜査”が5回目のシーズンを
迎えますが、皆さまはどうぞ変わらず、お楽しみ下さい」と呼びかけている。
梶原も「個性あふれるメンバーが揃う上、京都での撮影とあって、楽しみで仕方ない
ですね。僕は、寒い冬の京都より、夏の京都が大好き。空いてる時間は、町をプラプラ
するのが楽しみです。上川さんとは約10年ぶりの共演ですが、その10年間の空白を少し
ずつ埋めていきたいと思います。新参者ですが、素早くチームに溶けこめるようがんば
ります」とコメントしている。