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福士蒼汰、連ドラでダークヒーロー初挑戦「爽快感を楽しんでいただける作品に」
俳優の福士蒼汰が9月から5週にわたって放送されるカンテレ・フジテレビ系連続ドラ
マ『DIVER-特殊潜入班-』(毎週火曜 後9:00)に主演することがわかった。福士は“
潜入捜査官”として時に暴力的に、時に冷徹に、犯罪者に立ち向かっていく黒沢兵悟(
くろさわ・ひょうご)として初のダークヒーローに挑戦。クランクインを前に「重厚感
、そして、組織の仲間・チームワーク感で悪に立ち向かっていく爽快感を楽しんでいた
だける作品に仕上げられるよう頑張ります。ぜひたくさんの方にごらんいただきたいで
す」とメッセージを寄せている。
同ドラマは漫画雑誌『グランドジャンプ』(集英社刊)で連載していた大沢俊太郎に
よる人気漫画『DIVER-組対潜入班-』を実写化。福士演じる兵悟は、10代の頃は窃盗や
暴力事件の常習犯だったが、警察も手を焼くほどの巧妙な手口を考え出す異常に高いIQ
、判断力、身体能力が認められ、秘密裏に結成された『潜入捜査官チーム』、通称“D
班”の一員となる。
【写真】福士蒼汰と写真家・荒木勇人氏が行ったオンライン撮影の模様
その仕事は暴力団や詐欺集団など“悪の組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く”
ともすれば命を落としかねない特殊捜査。しかし兵悟は、そんな危険も顧みず、悪の根
源を駆逐するためには手段を選ばない。犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の
犠牲もいとわない冷酷非道な「最凶の男」。時には誰よりも善人な顔をし、時には誰よ
りも情けない姿をさらしているが、それらはすべて“ウソ”。悪に近づき、悪に手を染
めながらも、自身の正義で悪を裁いていく。
自身初のダークヒーローに福士は「兵悟には“漆黒”のような闇のイメージを強く感
じています。ただの黒ではない“漆のような黒”、そして“憂い”を持っている。その
闇の深さを、ごらんいただいた方にもそれを感じていただけたらと思います」と役柄へ
のイメージをふくらませる。
『潜入捜査』とは、確実な情報や証拠をつかむため、警察官であることはもちろん、
自身の身元を隠して架空の人物になりきり、捜査対象組織の一員になる秘密捜査のこと
。暴力団や特殊詐欺グループなど、悪の組織に潜入し、主犯格を追い詰めていくのがD
班のミッションとなっており「潜入捜査の度に、兵悟ではない別の誰かを演じられると
思うと楽しみです。ある種コスプレのように、それぞれになりきって楽しんでできたら
いいなと思います」と変化する兵悟の姿もみどころとなりそう。
またカーチェイスやアクションシーンもあり、『仮面ライダーフォーゼ』をはじめ、
映画『無限の住人』『ザ・ファブル』など数々のアクション作品に出演した福士は「潜
入捜査だからこそお見せできるアクションがあるだろうなと思っています。兵悟として
のアクションだけでなく、潜入捜査のために偽るキャラクターとしてのアクションもあ
るので、さまざまな色を見せていきたいです。演出チームとも相談しながら作りあげて
いきたいです」とやる気をみせている。